こんにちは

ツルカワです。


今日は展示のレポですよ。


7月の【PlumTree】企画展「ノスタルジア遊園地」の

舞台でもある

GalleryKOMPIS  さんでの


「~東日本大震災復興チャリティ企画展~
「charity art exhibition 2016~あの日を忘れない~」」


です。




タイトル通り、

東日本大震災の

被災地への


チャリティー企画であるこちらの展示。


売上の一部が

「東日本大震災みやぎこども育英募金」に寄付される

例年恒例の企画展です。





注目すべきは


被災地で作られた

食品や手しごと品の販売もあること。


うどんやジャム

甘酒

エゴマ油などが

ずらりとならび


すっかりこの企画でおなじみとなった

こちらの食品たちは

品切れのものもあるなど

好評だという事でした。




震災から

5年が経ち


3.11

その日だけ震災に想いを馳せるのか

この季節だけの追悼でよいのか


など

沢山の意見があるこういった展示ですが

まず第一に続けていくことが

大切とツルカワは思います。


始めることより

続けることって

とても難しいから。






続けていないと

見えないものがあるのではないでしょうか。


例えば

こちらの南三陸町で被災した方々によって

作られてきた「SHIZU 革」。


メンバーの復職も次第に進み

近くこちらのプロジェクトは終了となるとか。


そういった被災地の変化を

読み取れる重要な場です。




何が変わらなくて

何が変わっていくのか


またそれはどんな変化なのか


年に一度きりとしても

それを意識し知ることは

とても有意義なこと


というか


忘れてはならないこと。




一方

そのほかの作品は

ことさらに

被災地を意識したものはなく


一見しただけでは

普通の企画展とは

変わりません。



ですが

それは

作家さんたちが

特別な作品ではなく


そのとき

いま

作れる作品で


復興を応援しようという姿勢の表れ。



「普段着の応援」

と云えば

いいのでしょうか。


自分たちが日常的に

暮らし

作ったもののが


被災地への応援となる。


そんな肩の力が抜けた

でも継続しやすい

スタイルに復興支援は姿を変えていくのでしょうね。





でも

作品を眺めてると


それらのひとつひとつが

被災地を照らす

小さな灯りに見えるのです。




そっとその灯りを

照らし続けていくことができれば

素敵ですね。


被災地とわたしたちの

緩やかな交流。


静かな思いやりのやりとり。


これはいくら時間が経っても

必要なこと。

というか

あの日を体験したわたしたちの

役割です。




こちらの企画展


昨日で終了してしまったのですが


この取り組みに興味をお持ちでしたら

ぜひ来年も行われるであろう

この展示をご覧下さいね。


また作家さんは

参加してみるのもよいのではないでしょうか。


そうして集まったちいさな灯りたちが

大きな希望の光となることを信じて。


ツルカワでした。