朝晩の風が、ひんやりとしている今日この頃ですが、

夏に比べて、食欲がわいてきた方も多いのではないでしょうか。

わたくしも大好きなラーメンを食べる機会が多くなってきました。

ラーメンには、『かん水』という物が含まれていることをご存知でしょうか。

かん水は、食品添加物の一つで

「炭酸カリウム」「炭酸ナトリウム」「炭酸水素ナトリウム」及び

「リン酸類のカリウム塩又はナトリウム塩」のうち1種類以上を含むアルカリ性の液体又は粉体の事を指し、

かん水を麺に含ませる事によって、麺に伸縮性や弾力、風味がでて、麺が黄色くなります。

お店によって、炭酸ナトリウムや炭酸カリウムの量が違いますので、

スープだけでなく、麺の食感に注意して、どんなかん水を使用しているのか、

確認してみるのも面白いかもしれません。

炭酸ナトリウムが多いと麺に弾力を感じ、食べ応えのある麺に仕上がるそうです。

風味が強いのが特徴です。

炭酸カリウムが多いと、つるっとした麺に仕上がり、きれいに発色し、風味も強いそうです。

また、お酒を飲んだ後に、どうしてもラーメンを食べたくなる方も多いと思いますが、

実は、理由があります。

お酒を飲んだ後の体は、『酸性』に近い状態になり、

本来の『中性』の状態に体が戻すように働いているので、

『アルカリ性』のラーメンを求めているのです。

ちなみにアルコールを分解する時に、血糖値が下がる傾向がありますので、

それを補う為にもラーメンを食べたくなるそうです。

お掃除では、汚れや素材によって適正な洗剤を選択し、

使用することが大切ですが、

わたしたちが、普段口にしている食べ物も知らず知らずのうちに、

体の状態にあった食べ物を選択しているのかもしれませんね。