電車に揺られて、つり革につかまっていると・・

座っている80代くらいのおばあさまが

いらっしゃるのに気がつきました。

ふと、なにかが違うなと思い、もう一度おばあさまのほうを見てみると。

読んでいるものが本ではなくて、アイパッドだから

不思議に感じたことに気がつきました。

本を買って読むのではなく、ダウンロードして

電子媒体に保存して読む。

時代の流れと電車に乗り遅れないおばあさまをすごいと

思いました。

徐々に、音楽がCDから、ダウンロードする方式に変わり、

それが当たり前になってきた。

ダウンロードが増え便利になるのと同時に、

CDや本を買って読み、

たいせつにすること気持ちが

薄くなるのではないかとも思いました。

これから、書籍もどんどん電子化されていくと、

新刊本独特の紙のにおいや本を知らないこどもが

生まれていくのではないか。

こどもに読み聞かせをするときに、電子媒体で

読み聞かせすることは、

パソコン特有のグラフィックや音があることで、

こどもに具体的な印象を与えることになると思います。

反面、完成されたものばかり見たこどもは、

想像力に乏しくなるのではないかと思いました。

マニュアルが無いとなにも出来なくなるのではと。

そんな不安を、助長するのが以下の話です。

アメリカのアマゾン販売実績にて201012月に、

紙の書籍の販売実績を電子書籍が追い抜いたそうです。

さらに、WEB上で書籍の閲覧をできるようにした、

WEB書籍というのも増えてきています。

無料のものが多く、情報が最新であることがメリットです。

新しい技術を取り入れる事ももちろん、大切ですが、

物事の本質が何かをきちんと見極め、

大切に思っていくべきものは、かえないで

ずっと大切に後世につたえていこうと

思いました。

今日もお客様に喜んでもらえるよう、自ら進んでお仕事して

行きたいと思います。