頼まれ仕事の生徒さんのお宅にて。
夏休みが過ぎても成績が上がらないならば、家庭教師をやめると。
半分、お子さんに対する脅迫ながら、半分、期待したほどではないという本音なのはわかっています。
でも、私は言いたい。
私が指導しに行くようになって、五教科で100点以上上がっている。いや、正直に言えば、お子さんがもっと真剣にやってくれれば、もう少し上がる。ただ、志望校とお子さんの能力の差までは埋めようがないのは真実なのです(見てない人に言っても仕方がないのだが)。
本音を言うと、やめるなら年度末でやめて欲しかった。そうすれば、時間が無くて他の生徒さんを断わるなどということをしなくても済んだ。
ただ、本人の努力を認めてあげなければ、頑張ってやろうという気にならないでしょうに。何故、それがわからないのかと、本音を言えば小一時間問いつめたい。
ただ、私も努力は足りないと思っている。だから、今日厳しいことを言ってきた。
勝ちたいならば、相応の努力をしなさい。
それは、全ての生徒にあてはまることで、去年志望校に合格した子は、文字通り死にもの狂いでやったし、滑り止めにしか受からなかった子はそれなりにしかやらなかったし、全滅した大馬鹿者は藤川に嘘を言っていた。
来年の三月に笑っていたいならば、やるべきことやりなさい。