。  HMZ-T2の開発にあたって,HMZ-T1のアンケート結果を参考にされたと聞きましたが(),HMZ-T1のユーザーから遅延に関する意見はあったりしましたか。 森氏:  明確に「遅延が大きくてゲームに影響が出る」というフィードバックはほとんどなかったですね。ネット上の口コミも含めて,遅延が話題になったことは私達でも認識していますが,目に見える形で要望は上がってきていません。  ここはあまり深く検証していないのですけれども,おそらく,FPSやレース,オープンワールドのゲームがHMDとの相性がいいということで,そういった(遅延の影響が劇的にシビアではない)タイトルを中心に遊んでいた人が多かったかなと考えています。 :  たしかにHMDで縦スクロールシューティングをプレイしようという人は少数派でしょうね……。 森氏:  ただ,もちろん遅延を気にする方がいらっしゃるのは認識しています。また,低遅延を打ち出しているメーカーがあることも承知していますから,開発テーマの1つではあります。今後,HMZシリーズの発展を考えたとき,(低遅延化は)方向性の1つに入ってくるでしょう。 遅延とは別のところで用意された「ゲーム」モードの秘密 : HMZ-T2では,「画?映像設定」メニュー以下の「画佶猢`ド」から「ゲーム」を選択できる  ゲームモードといえば,遅延とは別のアプローチとなる画佶猢`ドの項目に同名の項目が用意されていますよね。 森氏:  HMZ-T2で「ゲーム」モードと言っているのは,画俨糠证钎博`ムを意識した絵づくりをしているモードということです。ゲームモードではそれに加え,「パネルドライブモード“クリア”」という,残像感の出にくい駆動を併用しています。 :  パネルドライブモードはゲームモードをオンにした状態でも無効化できますよね。このあたりの挙動がいまひとつ把握できていないのですが,arado rmt,HMZ-T2の「ゲームモード」は画佶抓辚互氓趣?つという理解でいいのでしょうか。 高橋氏:  考え方としてはそのとおりです。ただですね,ここが難しいところで,メニューの初期値が変わっているだけかというと,そうではありません,DarkBlood RMT。ゲームモード以外でパネルドライブモードの調整を行っても,ゲームモードとまったく同じにはならないんです。内部のフィルタ特性はけっこういろいろ変えていまして,ゲームモードではゲームモード用にチューニングしてあります。 :  つまりゲームモードを有効化したときと無効化したときでは,パネルドライブモードの挙動が変わる,と
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