。Mの付かない最上位モデルでは,「色の再現性やRGB色域の広さ」(同氏)を実現する「Premier Color Technology」を採用し,工場出荷時の色チェックも行うモデルになるという。デジタルハイエンドシリーズの液晶ディスプレイを購入したいと考えている場合は,この点を押さえておくといいかもしれない。 ALIENWARE OptX AW2310  ところで,上の表にALIENWAREブランドが含まれていないことに気づいただろうか。ALIENWAREブランドからは,2010年に「」という3D立体視&垂直同期周波数120Hz対応のディスプレイが登場したきり,かれこれ3年近く新製品が出ていない。  果たしてALIENWAREブランドのディスプレイはどうなるのか。聞いてみたところ河田氏からは,次のような回答が返ってきた。 「今後,ALIENWAREのディスプレイを一切やらないというわけではないが,デルとして注力していくのはあくまでもこの(表に挙げた)シリーズのもの」 「デジタルハイエンドシリーズのスペックを,DQ10 RMT,よりいっそう上げることによって,ゲーム用途でも使ってもらえるようにしていきたい」 Sシリーズの新型となる10点マルチタッチ対応の23インチフルHDディスプレイ「S2340T」 USB 3.0でノートPCなどと接続すると,タッチセンサーを含む各種機能を簡単に利用できるというのがウリだ。Dellとしては,ドラゴンクエスト10 RMT,タッチセンサー搭載ディスプレイにも力を入れていくという 現在のところ,デジタルハイエンドシリーズのディスプレイは応答速度が8msで,速度性能という観点では他社のゲーマー向けモデルと比べて見劣りするが,Dellとしては,そこを改良することで,ゲーマー向けにも訴求できるものとしていく腹づもりのようだ。  「ALIENWAREブランドのディスプレイはもう出てこない可能性があるということか」と追加で賳枻筏郡趣长恚丹盲皮看黏à稀袱Ι`ん(苦笑)。……『まあ,あえてここに書いてないのがどうかな』というところで,お考えいただければ」(※河田氏の発言ほぼママ。「まあ」が出てくるまでにはけっこう時間がかかった)ということなので,残念だが“そういうこと”なのだと理解しておくのが正解のようである。  ちなみに河田氏は,Windows 8のマルチタッチ対応ディスプレイに力を入れつつも,マルチタッチ対応製品の割合は全体の5割にいかない程度になるだろうとも述べていたので,デジタルハイエンドシリーズが全面的にマルチタッチ対応となってしまったりする心配はしなくてよさそうだ
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