ブリーフ・セラピー研究会主催定例研究会「臨床におけるダブル・バインド」

http://briefcoaching.sakura.ne.jp/xoops/modules/eguide/event.php?eid=11

に参加してきました。


講師は東北大学大学院准教授の若島孔文先生です。


ブリーフセラピーは、せっかちな私の特質もあいまって、数ある療法の中でも

非常に興味を持っています。

ある意味、ロジャーズ的産業カウンセリングとは、まったく違うアプローチです。


KIDSの森、黒沢先生、HGCの吉本先生の講座でも学びましたが、

知れば知るほど、これはビジネスや日常の現場で使えるものだなあと思っています。

そしてそう思えば思うほど、その大元のエリクソンについて、もっともっと学びたいなあと

思うのです。



さて、若島先生。

先生は、家族療法、ナラティブセラピー、ブリーフセラピーを専門にされていて、

犬の訓練士の資格ももっていらっしゃるそうです。

しかも同年代。


結論から言って、本当におもしろかったです。


「ダブルバインド」というテーマは、先生も最初に言われていたように

とても難しく、聞く方のリテラシーによっても伝わり方がちがってきます。


そんな中で、先生の臨床事例や、そこはかとないユーモアを交えて、

すごくわかりやすく、介入の仕方を学ぶことができました。


ちょうど自分がまさに、ダブルバインド的状況で悩んできたこともあり、

「すこーん」、「ぱきっ」という感じで、すっきり入ってきました。


標記のように、ダブルバインドは縛られるのではなく、その特質を知って

うまく活用できることがわかりました。


終了後、一緒に参加していた英さんと振り返りMTGをしましたが、

これは有効ですね。


普段ならブログを書きながら振り返るのですが、すでに済んでいるので

そこまで細かく記さなくても、記憶には残るでしょう。

ということで、まとめは割愛。。。


20日~22日と、かなり「語る」というかアウトプットする場が多かったので

これは思考を整理するにはよかったです。


若島先生の講座には、今後も参加していきたいと思います。

ビジネス系のセミナーにありがちな負の要素がなく、純粋に楽しく

とってもバランスがよかったです。


今年は、ウィルバーの理論講座や、ミンデル博士の講座、

諸富先生の講座などに参加する予定です。

ビジネスや自分の仕事、日常生活に活かせる要素をごくごく吸収してきたい

と思います。