●大前みどりの「フローに生きる技術」

健全な自己愛に目覚め、ゆらがずとらわれず、フローに生きること。そしてそういう人や組織を増やすことがライフテーマです。そのための日々の気づきを記録します。

こんにちは。大前みどりです。ブログ「大前みどりのフローに生きる技術」にお越しくださりありがとうございます。私のプロフィールはこちらです。

今、私は、ライフテーマ&仕事として、主に3つの活動をしています。

● e-five planning
  企業向けの感動ムービー制作、講演、ワークショップ

● ワールド・カフェ・ウィーク
  ワールド・カフェなどの対話の場を広げる活動

● フロー・インスティテュート
  フロー理論を経営、組織活性に活用するための活動


厳密にいうと、それぞれは別々のものではなく、相互に密接に関係しあっています。目的は一つで、「一人ひとりが自分の能力を発揮できていて、他者の役に立っていることを実感できていて、よって幸せを実感できている」という人であふれた組織や社会がさらに増えていくための活動です。

それを、ムービーというツールを用いて働く人個々に光を当てたり、対話の場を増やしたり、組織での仕組みやしかけを工夫したりなど、一つの目的に向かっていくつかのアプローチをとっています。

私自身がまだまだ発展途上であり、たくさんの人に支えられ助けられて、日々を送っています。もがきながらもたくさん勉強して実践・行動を積み重ねながら、自分がいただいている恩恵を未来に還元していきたいと思います。

これからもおつきあいの程、よろしくお願いいたします。






NEW !
テーマ:

人にストーリーテリングを伝える立場として、自分のストーリーを語れなければしょうがないと、昔書いていたものをあさっていて、自分でも忘れていたものがいろいろ出てきました。ちょっと残しておこう。

*****


『私に生んでくれてありがとう』


母は小さな文房具店を営んでいました。

小学校の近くにあり、学校帰りに子供たちが集まって、数十円の駄菓子を食べながらおしゃべりをしたりするようなお店でした。人懐っこい笑顔と、親しみやすい人柄からか、子供たちには人気のおばちゃんでした。


そんな母がいつの頃からか、嘔吐を繰り返すようになりました。そしてどんどん体重が減っていきました。まるまると太っていた母が、20キロも体重が落ち、さすがに父が病院に行けと怒り、当時小学校6年生だった私が、母につきそい一緒に病院に行きました。


診察が終わりしばらくして、先生に言われたのは、


「かなり悪くなっているから、すぐに入院してもらいます。あなたがお家に帰って、お父さんに行って、お母さんの入院の準備をしてきてください。」

私は心細い気持を押さえながら、一人でタクシーに乗り、家に帰りました。



母の入院を機に、父が夜ビールを飲みながら、一人で泣いている姿を目にするようになりました。そのときは、ずっと一緒にいる母が病気になってしまったことが悲しいのだと思っていました。私はと言えば、母がいないことで、家の手伝いがますます増え、早く退院して元気になってくれないかなあと自分勝手な事を考えていました。


手術後は父と姉、私が交代で、泊まりで付き添いました。お水を口に含ませたり、下の世話をしたりしました。そしてしばらくして、母は退院しました。このときまだ私は、母はこれで治るものだと思っていました。


退院後、家の中に母がいるというだけで、子供ながらに本当にうれしかったことを覚えています。ただ、母は、以前のように食事を取れることもなく、中々体調がよくなりませんでした。それでも母なりのペースで家事を行ったり、洗濯物を片づけたりしていました。


ある夕方、母から、どうしても調子が悪いから、洗濯ものをたたんでちょうだい、とお願いをされました。私は「やだ」と答えました。そのときは、毎日毎日のお手伝いが本当にいやだったのです。母は悲しそうな顔をしながらも、だまって洗濯物をたたみ続けていました。


同じころ、父の兄にあたる叔父が胃潰瘍の手術を受けていました。術後は順調に回復していたようで、しばらくすると元のように元気になっていきました。母はいつも、叔父と比べて、どうして私は全然食べられないんだろうと気にしていました。胃を全摘出したとは、知らされていなかったのです。



それからしばらくして、母のお腹が膨らんできました。腹水がたまってきてしまったのです。病院に行くと再入院と言われました。そのとき、もしかしたら…と、なんだか胸騒ぎがしました。


母のお見舞いにはいつも、3人の子供たちが、学校が終わって帰ってきてから、夜家族で行っていました。病院に行くと、母が食べられなかったと言って、お昼に出た瓶詰めのヨーグルトを出してくれたりしました。


そんな日が続いたある日、父が姉と私を読んで言いました。


「お母さんはもう、助からないんだよ」


最初に入院したときに先生から、


「ガンの進行が早く、助かる見込みはない。ただ、胃を全摘出して、一時社会に戻れるようにしましょう」


という話をされていたのだそうです。このときまで父は、それを自分一人の胸にとどめていたのです。今思い返すと、どれだけつらかっただろうと思います。


それからは母の見舞いに行くたびに、涙をこらえるので精一杯でした。泣き顔を母に見せてはいけない。母に悟られてはいけないと思い、トイレに行ってくるねといい、トイレで一人泣いていました。どう考えても赤い目で病室に戻っていたとは思うのですが。また、母の顔を見るのがつらくなり、お見舞いに行く回数も自然に減っていってしまいました。
たまにお見舞いに行くと、母の症状はどんどんひどくなっていて、そのうち個室に移されました。そして、いつ行っても、「痛い、痛い、先生を呼んで」と言うようになりました。



ある日の、中学校の給食の時間、となりの家のおばさんの姿が教室の入口に見えました。私はそのとき「ああ」と思いました。とうとうきた、と。母が危篤状態だから今すぐ病院に行ってと言われました。病室についたときは、ちょうど先生が電気ショックの処置を行っているときでした。何度かそれをやったあと、心電図がまっすぐな線になりました。
あまりにもあっけない、最後のお別れでした。私は母にありがとうも、ごめんなさいも伝えられずに、自分のことばかりを考えているわがままな娘のまま、母との別れを迎えました。



病室の母との会話で、とても印象に残っている言葉があります。

「そろそろ家に帰るね」と私が言うと、「素直になってね」と言われました。

意地っ張りな私を心配していたのか、今となってはわかりません。

でも確実に私の記憶に母が残してくれた大切な言葉です。

「素直」という意味を私は、純粋にまっすぐに生きることととらえています。



お母さん、
私を、あなたの子に生んでくれてありがとう。
私を、私に生んでくれてありがとう。



*****


『感謝したいこと』


お母さん。
お別れをしてから、母の日をお祝いするのは21年ぶりですね。
もうあと何年かで、お母さんの年に追いついてしまいます。


私はまだまだお母さんのように、どんな人にもやさしく接することができません。
子供たちにもいつも怒っています。
少しでもお母さんに、近づくことができるでしょうか?


今年は、お母さんを失った悲しみを思い出すのではなく、
これまでにしてもらったたくさんのことを思い出したいと思います。



たくさん写真をとってくれた。幸せに、愛されて育ってきたと思えた。


かわいい洋服をたくさん着せてくれた。


髪の毛も可愛く結ってくれた。


お正月や七五三も、きれいな着物を着せてくれた。


たくさんの図鑑や本を買ってくれた。


いつも家族でお出かけをした。どんなところに行くのでもわくわくした。

お母さんのまるいおにぎりがおいしかった。


テレビアニメを見て、泣いている私に、「やさしい子だね」と言ってくれた。


お料理があんまり上手じゃなかったけど、いろいろ作り方を教えてくれた。


編み物も裁縫も上手じゃなかったけど、教えてくれた。


お店に来る近所の子供たちに、とっても人気だった。


いつも熱を出す私を病院に連れて行ってくれた。


そんなときはよく煮たおうどんを作ってくれた。


いつも見ていてくれた。いつもそばにいてくれた。


入院していても、いつもやさしく子供たちの話を聞いてくれた。


小学校の途中まで、サンタさんがお父さんのお友達だと信じさせてくれた。


クリスマスやお誕生日会をかかさずお祝いしてくれた。


お父さんとけんかしても、いつもじっと我慢していた。


手術したあと、傷がいたいから笑わせないでという笑顔がかわいかった。


自分のことではなく、いつも人のことばかり考えていた。


入院中、私に「素直になってね」というおまじないをかけた。



私は母親を失った子じゃなくて、母にも父にも愛されて育った子だったんだ!


もらってきたものの大きさを、今あらためて感じています。

忘れてしまっているだけで、きっともっとたくさんのありがとうがあるはず。
これからもたくさんのありがとうを送り続けます。

いつもちゃんとありがとうが言える、素直な人になりたいと思います。




テーマ:
次回の開催は難しいであろう、貴重な機会が実現しました。移動や食事の時間なども含め、講師のお二人の考え方や自然体のあり方に触れていただけますし、定員も少なめなので、実際のご自身の経営や組織運営についてもご意見をいただけるのはまさに貴重な機会。ぜひご検討ください。


10/5(水)~10/6(木) フロー経営の旅 第3弾
天外伺朗さんと行く「ネッツトヨタ南国」見学ツアー

一人ひとりが働く喜びを実感しながら、自発性とチーム力を発揮して、お客様の満足を最大限に高めているネッツトヨタ南国。トヨタ系ディーラーで11年連続顧客満足度№1の秘密はその社員の現場力にあります。今回のフロー経営の旅は、天外伺朗さんとともにそんなネッツトヨタ南国を訪ね、人と組織の力が最大限に発揮される秘密にせまります。天外伺朗さん、横田英毅さんの講義、参加者との交流や質疑応答の時間もたっぷり設けた2日間のツアーです。


【講師プロフィール】

天外 伺朗(てんげ・しろう)氏

元ソニー上席常務。工学博士(東北大学)。1964年、東京工業大学電子工学科卒。ソニーに42年余勤務。その間、CD、ワークステーションNEWS、犬型ロボットAIBOなどの開発を主導。また、脳科学と人工知能を統合した新しい学問「インテリジェンス・ダイナミクス」を提唱した。現在は病院に代わる「ホロトロピック・センター」の設立推進など医療改革や、企業経営者のための「天外塾」を開いて経営改革に取り組むほか、教育改革へも手を拡げている。著書に『経営者の運力』『非常識経営の夜明け』『マネジメント革命』『GNHへ』『教育の完全自由化宣言!』『運命の法則』など多数。


横田 英毅(よこた・ひでき)氏

1917年より続く西山グループ (系列企業22 社 1財団法人、総資本金14億円、総資本600億円) の資本家の一員として、現在はネッツトヨタ南国㈱、愛媛トヨタ自動車㈱、西山合名㈱、㈱トヨタレンタリース西四国、四国車体工業㈱などの代表取締役を務める。 とりわけネッツトヨタ南国では、経営トップとして 1980 年にトヨタビスタ高知(現ネッツトヨタ南国)を設立し、経営における重要テーマと考えた 「人材」 の問題に取り組むべく、発足からの10年は自ら採用担当 として数多くの学生と面談、現在の経営幹部 の採用実務に携わった。以降、同社、同グループにおける人材問題のみならず、高知県産業界の人材にまつわる問題解決にあたるべく、「土佐経済同友会(2000年~2004年)」「高知県パワーカンパニー会議」「高知県経営品質協議会」などの代表幹事、高知県教育委員会が主導する「土佐の教育改革」委員などを務めながら「人づくり」に関する様々な提言をおこなっている。2009年~ 高知工科大学客員教授


【開催概要】

■日程: 2011年10月5日(水)~10月6日(木)

■集合時間: 10月5日(水)15:30 (16:00より講演会スタート)

■解散時間: 10月6日(木)17:00

■集合場所: コンフォートホテル高知駅前 会議室(JR高知駅 徒歩3分)  
       http://www.choice-hotels.jp/cfkochi/gallery.html
       高知県高知市北本町2丁目2-12  Tel 088-883-1441

■定員: 20名 (最少催行人数 10名)

■申込み締切: 2011年9月27日(火) ※先着順。定員になり次第締切いたします。

■対象: フロー経営に興味のある経営者、企業のマネージャー、リーダー、社員、起業家の方などどなたでも

■行程: ※変更になる場合があります。

<10月5日(水)>
 15:30 現地集合(コンフォートホテル高知駅前)
 16:00 横田英毅氏、天外伺朗氏講演会
 18:00 講演会終了、名刺交換など交流タイム
 19:00 移動後、講師を囲んでの懇親会
 22:00 解散

<10月6日(木)>
 9:00 各自ホテルより集合場所(高知パレスホテルを予定)へ
 9:10 出発
 9:30 フロー経営勉強会 ネッツトヨタ南国会議室にて
    (地元高知の経営者と共に天外氏、横田氏を囲んで座談会形式)
 12:00 昼食
 13:00 ネッツトヨタ南国見学(横田氏講義、ショールーム見学、質疑応答)
 17:00 終了(現地または高知龍馬空港にて解散)


■参加費: 88,000円(税込)

 ◇参加費に含まれるもの
  1日目…講演会参加費、懇親会会費
  2日目…勉強会参加費、昼食代、ネッツトヨタ南国見学参加費、貸切バス移動費

 ◇参加費に含まれないもの 
  往復の航空券代、1日目の会場までの移動費、宿泊費、2日目の朝食代
   ※航空券、宿泊ホテルは、恐れ入りますが各自でご手配をお願いいたします。
   ※出発地により飛行機の到着時刻が異なるため、1日目の会場までの移動は各自で
    行ってください。高知龍馬空港より高知駅まではバスで40分ほどです。

 ◇キャンセル規定 
  お申し込み後、お客様の都合によりキャンセルされた場合、下記のキャンセル料金がかかります。
  14日前まで・・・・・無料
  13日前~8日前・・・・・参加費の25%
  7日前~3日前・・・・・参加費の50%
  2日前~当日、開催後・・・・・参加費の100%


■航空券、宿泊のご予約:
各自お早目にご手配ください。下記にて、一泊朝食付きで30,000円前後です。
 ◇ANAダイナミック・パッケージ http://www.ana.co.jp/domtour/dp/
 ◇JALダイナミック・パッケージ http://www.jal.co.jp/domtour/jaldp/

■主催: フロー・インスティテュート

■協賛・協力: ネッツトヨタ南国、ビスタワークス研究所、土佐経済同友会、
        高知県経営品質協議会、四国管財株式会社

【詳細・お申込み】
http://bit.ly/pNC0Bx

テーマ:
自分の中にもやもやがあったり、混乱があったり、迷ったりして、少し行き詰っているなあと感じるとき、以前はよく、映画やドラマ、小説など、まったく別の文脈に一時的に逃避することをよくしていました。まったく別の文脈を、架空にでも体験してから現実に戻ってくると、あらたな気持ちでその前に自分がいた地点を見ることができるという理由からだと思います。果たしてそれは、本当に効果があるのか、前進なのか逃避なのか、いまだにわかりません。一時的に混沌と向き合う不安や恐怖から逃げているだけのような気がしなくもありません。

ただ最近は、自分のその混沌の文脈の中に留まるということを、意識的にも無意識的にもしています。そうすると他のことがおろそかになりますが、混沌から逃げずにじっと注意を向け続け、耳を澄まし続けます。たくさんのノイズや濁った流れみたいなものの中にある、一つの澄んだ水滴のようなものを見つけることができたら、同じ文脈での混沌にはもう入らないのではないかという希望を持ちながら。

ということをぐっと留まって考え続けることも、必要な気がしていますが、結構不健康です(笑)
自然につつまれながら、頭と心の中を、すーっと風通ししてあげるといいのかもしれませんね。
この夏は河口湖近くのコテージで、湖や富士山を眺めながら、静かにそんな時間を持ちたいと思います。

テーマ:
長い夜のおともにいろいろBGMをかけているのですが、どれも良質な子守唄になってしまいます。。。
(ちなみに今はフジコ・ヘミングの奇跡のカンパネラを聴きながらホットコーヒーをすすっています)

仕事を通して感動した体験やうれしかったストーリー、1,000人以上のアンケートを数日かけて読んでます。

毎週、自分にあうのを楽しみに待っていてくれている人がいることや、自分に会うと元気が出ると言ってくれる人がたくさんいることって、やっぱりすごいことだなあと思います。果たして自分にそんな人がいるかな、とちょっと考えてしまいました。

今回のアンケートがすごいのは、ほとんどの方が手書きで書いてくださっていることです。手書きの文字からも、文体からも、その人らしさがにじみ出ているようで、そしてその人の「働く思い」が詰まっているようで、その重ねられている時と思いに共鳴し、読んでいる私の心もいろいろなリズムを刻み始めます。

一気に読めるものではなく、少し読んではそれを味わい、少し読んでは耳をすませ、少し読んでは思いを馳せる。そんな風にしているので、中々進まないのです笑


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量産できないため中々スローペースなムービー制作ですが、ちょっとずつお問い合わせなども増えてきています。
今月は、『企業と人材』の8月号「巻き込むチカラプロジェクトで人を育てる」の特集にも寄稿させていただきました。

$●大前みどりの「フローに生きる技術」-企業と人材8月号


8月20日には、人材育成マネジメント研究会の人材育成活性化研究分科会「Expand Network」主催で、
「社員の心を動かし本気を呼び起こす、感動ムービーのつくりかた」のセミナーをさせていただきます。

今回は、最新のBtoB企業のムービーを視聴いただき、全社内での展開(活用)の事例もご紹介させていただきます。またシンプルなようでいて実は奥が深い、ストーリー(エピソード)のエッセンスの抽出についても、ワークを交えながらお伝えしたいと思います。

ご興味のある方はぜひご検討ください。



テーマ:
届く言葉と届かない言葉がある。

旧皮質とつながった言葉は装いや飾りがないから届く。
豊かな情感が伝わってくる。
シンプルで少ない言葉でも心をとらえる。

デジタルメディアにのせた言葉でも、ふんだんな質感を
発してくれる人もいる。

どんなあり方でその人がその言葉を発しているか。、
どんな眼差しを世界や人に向けているのか。
音楽を奏でるようにリズムとタイミング、
強弱をつけて言葉を発しているか。
すーっと頭の中を流れるような柔軟さを持っているか。
考えすぎて言葉がぎくしゃくこりかたまっていないか。

言葉が降りてくる、あるいは浮かんでくるには
そのスペースが必要。

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