オン・オフはっきりしてる? ブログネタ:オン・オフはっきりしてる? 参加中

 はっきり言って、私、オン・オフの切り替えが下手なんです。オンとオフを微妙につなげておかなければならない仕事のせいかも知れません(そしてそのことが、どちらにも良い刺激を与えるから仕方がないのです)。あるいは、自宅でもオフィスでも、ほぼ同じ環境がそろっていることもまた、切り替え下手の所以かもしれません。もともとは自宅が仕事場でしたから、当然資料なども充実しています。今は自分のオフィスが仕事場としてはメインですが、どちらでもきちんと仕事ができるんです。それがいけない。
 でも本当は、気持ちのスイッチが一番性能が問題なのかも…と自覚しています。オンとオフの切り替えができないことが害悪だと理解できれば、きっと切り替えられるのでしょう。でも、それはスタンスや扱い方の問題で、決してどちらを悪と決めつけられるものでもなく。そうなると、今のマインドをあえて切り替えようとは思えないんですね。
 私の右腕は、もう「ドライだなぁ」と思うほど、オンとオフの切り替えがハッキリしています。もっとオフの時も温度上げようよ、と思う時もあるけれど、絶対譲らないんですね。で、それでちゃんと結果も出すし、切り盛りしている。つまり彼の場合は、きちんと切り替えた方がパフォーマンスが上がるタイプなんです。それで救われることもしばしばなワケで。
 肚を据えて、オフを完全にだらけ切る。そしてオンで目一杯働く。そんな右腕を見ていると、ちょっと大人としては格好いいんじゃないか???実は???などと思いつつ、でもきっと自分がそんなことをしたら、永遠にオフモードになってしまって、スイッチなんて自分からわざわざ入れないんじゃないか???などという不安も…。切り替え上手、なってみたいですねぇ。(了)

帯津良一・帯津三敬病院名誉院長推薦、出版記念講演・青木新門『何のために生き、死ぬの? 意味を探る旅』(地湧社)。