とても久しぶりの投稿になります。
みなさまお元気でしたか?

この夏は、実に5年越しの案件をひとつのカタチにすべく奔走し
たくさんの出逢いをいただきました。

震災のあと、いま自分ができることは何だろうと
何をしていても考えつづけてきたように思います。
無力感で押しつぶされそうになりながら、
いや、微力ではあるけれど、無力ではないんだと
言い聞かせてきたようにも思います。

今、心許ない自分に向き合うとき、
この歌をふと口ずさんでいるわたしがいます。

オリジナルは言わずとしれた中島みゆきさん。
こんなにも人と人の出逢いを見事に謳い上げた歌詞を他にあまり知りません。

「こんな糸がなんになるの」という2番のフレーズあたりから
いつも胸がいっぱいになります。

「縦の糸はあなた、横の糸はわたし。
織りなす布は他のだれかをあたためうるかもしれない」

信じるとか信じないとかの精神論ではなく、
今の日本に必要なのはこんな想いなのだと感じています。
桜井さんが、言葉に最大限のリスペクトを込めて歌うのが好きです。

人にせよ、仕事にせよ、逢うべき糸に出会えてきた自分は
幸せ者だとつくづく思います。

糸 - ap Bank fes 10 - Bank Band LIVE




それでは。
私は、私を大切に 生きています。