話題のMCIブラックを組みまして。 | QPゴルフブログ

話題のMCIブラックを組みまして。



最近は各所で話題になっております↓








フジクラシャフトさんの


MCIブラック ←クリック!クリック!


でございますが・・・




実はこのシャフト、すごく面白いコンセプトで作られてるシャフトでございますれば↓


フジクラシャフトさんのホームページより↓


ゴルファーにロングアイアンを打てる喜びを感じてもらいたい、アイアンセットを上から下まで全部使ってもらいたいという想いから、「MCI BLACK」を開発しました。
これまでのスチールを含む一般的なアイアンシャフトは、番手にかかわらず、その重量は同じでした。
結果として、どうしてもロングアイアンは重すぎてつかまらなかったり、ショートアイアンは軽すぎて引っ掛かりのミスが出てしまう傾向があります。
そのミスを解消すべく、「MCI BLACK」はシャフトを重量フローさせ、番手ごとの重量、バランス、振動数に流れを作ることに成功。
ドライバーからウェッジまで全番手の振り心地を揃えることで、そのクラブでも違和感なくゴルフを楽しんでいただけるクラブセッティングを可能にしています。







え~、簡単に申し上げますと、番手毎にシャフト重量やバランスポイントを最適化して、シャフトで振り心地を統一させようという狙いのシャフトなんだとか。


そんな事聞いてしまったら、それは作ってみたくなるじゃないですか?




って事で↓







新しくニューモデルが発売になりましたロマロさんの新作アイアン!


前作を上回るミスヒットの強さと、フェース面とボディ部に異なる軟鉄素材を使って打感にもこだわった


Ray Vアイアン ←クリック!クリック!



とですね・・・











巨匠 増田雄二さんの自信作!


『良いモデルは変える必要がない』という大好評だった前作のV-720アイアンにマイナーチェンジだけ施した



HC-01アイアン ←クリック!クリック!





という超が付くほどに優秀なアイアンヘッドをさらにメーカーさんにご協力いただきまして↓







通常はヘッド重量をある程度来た段階で加重したりして整えるのですが、今回のこのMCIブラックはヘッドの重量フローさえしっかり合わせれば完璧になる!との事だったので、この度はメーカーさんに本当にご無理を言いまして、今回は最適重量を選ばせていただきまして送っていただきました。



後は組むだけで、最適なクラブになるはず!って事で↓














ジャジャン!っと出来上がったのがこのアイアンセットでございます!!









Ray Vアイアンには80g台のシャフトを、HCー01アイアンには100gのシャフトを刺しました。



すると↓



RayVアイアン↓


4I  370.6g
5I  378.1g
6I  387.1g
7I  398.3g
8I  407.9g
9I  420.2g
PW  431.5g



C9.5
D0
D0.5
D1.0
D1.5
D2

D2.5





HC-01アイアン



4I  391.7g
5I  398.4g
6I  408.3g
7I  415.2g
8I  425.7g
9I  438.1g
PW  450.0g


D0

D0.5
D1.0
D1.5
D2.0
D2.5
D3





この様に、ヘッドバランスはキレイに0.5ポイントずつフローしてまして、総重量でもロングアイアンは軽く、ショートアイアンは重く仕上がりました。





んでも数値上でキレイに揃っても打って違和感が出るようではダメじゃないですか?


って事でのインプレッションはというと・・・







や~・・・実に簡単にロングアイアンが打てるなぁ・・・・ってのが印象。


ヘッドバランスが軽く出るという事で、当たり負けとかの心配をしておりましたがそういう心配は皆無でした。


シャフトの動きは全体的に鋭くしなる印象で、ヘッドが走る印象と同様に中間部から先端がしなります。


手元はしっかりしており、ついつい腕で振り回してしまうお方も大丈夫な万人向きな印象。


なので振り抜き感が強く、ロングアイアンが簡単に打ちこなせるイメージでした。


変わってショートアイアンは重厚感があって、重たくボールをゆっくりラインに押し出してくれる印象。


この辺のテイストは重たいヘッドバランスが演出してくれているのでしょうが、実にストレス無く振り切れます。



よく考えられてるなぁ・・・どれ振っても同じタイミングで打てる・・・ってのがトータルで振った印象でしょうか?





アイアンシャフトをカーボンシャフトにするメリットの一番は『振り抜きやすさ』




そんな振り抜きを一番に考えたフジクラシャフトさんの渾身の一本と言えるのではないでしょうか?


ぜひ皆さんも、試打する際にはアイアンセット全てを打ってみて下さいね!!