鳩山由紀夫首相は11日、高校無償化法案の対象に朝鮮学校を含めるかどうかについて「大事なのは、(朝鮮学校の課程が)高校の課程に類するかどうかという判断。政府が勝手に決めることはできないので、客観的な基準を作るのが必要だ」と述べ、法案成立後、有識者などによる基準づくりを検討する考えを示した。首相官邸で記者団に語った。

 これに先立ち平野博文官房長官は同日午前の記者会見で、「法律により(無償化の対象を定める文部科学)省令が担保されるので、法律が通ってから決める」と述べ、政府方針の決定は今国会の法案成立後に先送りすることを明らかにした。

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