BMCオーバーホール⑦(フロントブレーキ編) | カッタカの知ったかZ

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冥府魔道の自転車道を、無人の野を歩むが如く逝く、漢カッタカのブログ第二部です。

今回はダブルピボットのリアブレーキです。


軸が二つになるだけで、基本は同じです、多分w
じっくりと見つめて、どの順番で外して行った方が良いか頭の中で考えます。

まずはブレーキシューです。
カンパの場合はトルクスです。


ちょっとヤラセっぽいですが、フロントフォークからこの沈頭ナットを外して


次はギザワッシャー。

続いて10mmスパナを掛けているナットを外します。


引っくり返したトコロです。
アーチが外れました。


この辺りのパーツの順番も忘れぬように。
調整用の芋ネジでこのパーツを押して、開きを加減してるんですね。


ワッシャーを抜いて。


コレも抜きます。


シャフトも抜きます。
こういった部分にはワッシャーが残っている場合が多いので注意。


お次はココ。
ロードレーサーで13mmのスパナを使う所なんて、もうココくらいしかないんじゃないですかね。


もう片方のアーチです。
ナットを外し。


テンションスプリングの位置も良く覚えて。
シングルのスプリングは巻きが二つでしたが、ダブルは一つです。


イモネジが隠れてる場合もあるので注意。


こんなのですから、外したら今度は保管に注意w


シャフトを回したり、あるいはパーツ自体を回して外します。


またもやワッシャーが3枚も。


あとはシャフトを抜くだけです。


スプリングの受けも忘れないように。


ダブルピボットで大体これくらいのパーツ数でしょうか。
クリーニングしてグリス&オイルアップしておきます。

で、逆回転で組み立てていきます。


まず、コチラ側から。


シャフトを通して。

この画像でしたら、右から順にワッシャー類を入れていきます。


こんな時の為に、面倒ですがパーツ一つ毎に写真を撮っておくべきでしょうね。


シャフトを締めます。
これも締め過ぎればアーチが動かなくなり、緩過ぎればガタが出ます。


これはイモネジのお陰で簡単に調整出来ます。


前回イモネジが当たっていた所に窪みが出来ていますので、ソコに合わせればオッケーです。


コレね。

スプリングの受けを取り付け。


左のスプリング、ワッシャー、ナットの順に取り付けていきます。


最後のアーチを取り付けます。


この順番です。


最後はワッシャー&ナットを締めてオシマイ。


共回りしないように、反対側にもトルクスを掛けて。

コチラ側は動かないようにして。

終了~!
結構長くなりました。
途中写真撮り忘れや、見辛いモノがあったので分解前後使いまわして居るモノもありますw

お疲れちゃん!と思われたら。

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