。  ともあれ,筆者はまだまだルミネス修行中の身なので,本作の本当の面白さ/気持ちよさは味わえていないのかもしれない。テトリスやぷよぷよなどで経験済みという人もいるだろう,あの「考えるな,ドラゴンクエスト10 RMT,感じろ」を地でいくようなテクが身につけば,美しいグラフィックスエフェクトや音楽とも相まって,相当に気持ちいいプレイが楽しめそうだ。  とはいえ落ち物パズルは,数え切れないほどのプレイを通じて,定石を強固なものにしていく過程も,また楽しい。リアルタイムのアクションパズルということで若干難しさは増しているものの,そのゲーム性も当然豊かになっているので,アンプラグドなパズルの類が好きな人にも,ぜひ一度はプレイしてもらいたいものだ。 ルミネスライブ!にはチュートリアルのほか,ヘルプも用意されている。より気持ちいいプレイをしたいならば,ヘルプを熟読して本作の定石を学んでおこう 落ち物パズルと音楽が融合した“ミュージックインタラクティブゲーム”  上でもちらっと触れたが,「気持ちいい」プレイフィールは,ルミネスライブ!を語るうえで欠かすことのできない要素だ。その気持ちよさを生み出しているのは,ズバリ,グラフィックスと音楽である。  本作では,「スキン」と呼ばれる独特の概念が採用されている。スキンはいわゆる「ステージ」に相当する単位で,スキンが変わるごとに,背景のグラフィックスとBGMが変化していくという仕組みだ。  ルミネスシリーズでは,当初からグラフィックス/音楽に重きが置かれており,初代ルミネスでは,大沢伸一のソロプロジェクト「MONDO GROSSO」と,信近エリの楽曲が採用されている。またルミネスIIでは,RizeやKen Ishii,MUKU,そして同作を生み出した水口哲也氏がプロデュースする元気ロケッツなどが採用されており,スキンの背景に一部参加アーティストのPVが採用されたことでも,大きな反響を呼んだ(海外版では,ケミカル?ブラザーズやファットボーイ?スリム,ニュー?オーダーまで参加していたのだから驚きだ)。  ルミネスライブ!では今のところ,ルミネスIIほどの大々的なアーティスト攻勢にはなっていないが,追加ダウンロードコンテンツという形で,ドラゴンクエスト10 RMT,元気ロケッツの「Heavenly Star Skin」や,各種アーティストのコラボスキンが購入できる。筆者は「Heavenly Star Skin」と,秋冬テーマのスキンパック「Rockin'
関連トピック記事: