世宗をたどるソウル街歩き
その像の前には世宗の時代に発明された測雨基や日時計なども展示されています(レプリカ)
世宗は全国から有能な人材を募集しました
釜山の官庁で下働きしていた蒋英実(チャン・ヨンシル)は手先がとても器用で どんなものでも彼の手にかかればよみがえったといいます
この募集を知った県監は彼を推薦し さらに世宗は多くの高官が反対したにも関わらず彼の才能を認めて官職を与えました この時代とても稀なことだと思います
ヨンシルはそうした経緯もあって誠心誠意働き
みんなが安心して暮らすための道具を数々生み出していきます
そのシステムは凡人には理解できませんが 木製の人形が鐘を打って時刻を知らせたんだそうです
前出した測雨基も日時計もヨンシルが生み出したものでした
自動水時計は景福宮内にあり民の目に触れることはなかったので
日時計は世宗の命で宗廟の前に設置されたそうです
しかしチャン・ヨンシルのその後はあっけないものでした
ヨンシルが作った輿に不備があったことが発覚し 彼は第一線から退くことになるのです
自動水時計や天文義を作れる人にとって 輿は難しいものではないはず
それが壊れてしまうなんて どうもおかしい…
奴婢から官僚へと上がり世宗にも認められたヨンシル
そんな彼を快く思わない人による策にハマってしまったのではないか
そんな風にも思えてしまいます
チャン・ヨンシルを描いたドラマも観たくなりました
재미있겠네
世宗をたどるソウル街歩き
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