【大人の遠足】天皇の疎開先にもなった日光 田母沢御用邸 | 韓国語&韓国旅行 てんこ盛り日記♪

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先週でかけた日光田母沢御用邸(国指定重要文化財)のまとめです



親王だった大正天皇のご静養のために1899年(明治32年)に作られ

廃止されるまでの約50年間 3代に渡って使用されました


紀州徳川家の江戸屋敷と 日光の実業家・小林家の別邸の一部を使い

江戸・明治・大正の三時代の建築様式が結集されています





部屋は106室で そのうち天皇・皇后のための部屋は23室



入ってみます



中庭も落ち着いた雰囲気





大正天皇が使われた部屋は徳川家江戸屋敷を移築したものなので

あちこちに江戸時代を感じます



建物内には説明してくださる方がいるので いろんな話をうかがうことができました





廊下のガラスは大正時代のもの

これらにはカギがついておらず それだけ安全な場所である証拠なんだとか

ただ500枚以上ある雨戸のうち 現在は400枚以上を毎日約30分かけて開け閉めしているそうです



謁見所
謁見所
天皇が滞在中 公式に謁見された部屋

椅子がありますが使うことはなく 天皇は必ず立って謁見されるんだそうです

そう言われてみると TVで見る勲章授与式などでも天皇・皇后は必ずお立ちになっていますね






廊下側の梁は高く作られていて 外の景色をより楽しめるように工夫されています





敷地内には5つの防空壕があり 写真中央やや盛り上がっている部分の下も防空壕

現在の天皇も5~6年生の時 この御用邸に疎開されていて

近年も何度か訪問されています






またすぐ近くには民家があるのですが

当時はこの御用邸に面する側には窓を作ってはいけなかったんだとか

確かに旧家には御用邸側に窓がありませんでした



一番高い場所にある御日拝所(ごにっぱいじょ)

大正天皇は毎日この部屋から皇居に向かって先祖を拝まれたそうです




江戸屋敷を使っている部分は徳川家の名残りが随所に
 





御召替所(おめしかえじょ・左) と 御湯殿(おゆどの・右)





驚いたことに湯船はなく かけ湯でした

中央の部分が低くなっていて排水できるようになっていて

天井には4つの換気扇がありました




ここからは男子禁制の場所 皇后と女官の部屋があります

日光の実業家・小林家別邸を使った部分なので 今まで見てきた部屋よりシンプル


皇后の部屋



女性の空間だけあってランプも柔らかい雰囲気



皇后の部屋から見える景色

中央にある「なき山」に雲がないと晴れるんだそうです

その通り それまでかなりの雨が降っていたのに晴れてきました

昔の人の知恵ってすごいな





いろんな説明を受けたので分かりやすかった上に

天皇家の旧御用邸を隅々まで見学できるのは貴重な気がしました

인상에 남는 곳이었습니다


日光田母沢御用邸記念公園

開園時間 4~10月 9時~17時(受付16時まで)

       11~3月 9時~16時半(受付16時まで)

休演日  火曜日 年末年始

入園料  高校生以上 510円  

       小・中学生 250円



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