朝鮮王朝最後の王女・徳恵翁主(トッケオンジュ)の存在を 旅行前に知りました
高宗の末娘として生まれた彼女の人生を簡単に振り返ってみます
1912年 高宗と側室の子として誕生
1925年 日本の学習院に入学
1930年 対馬の宗家当主・宗武志(そうたけゆき)と結婚
1932年 長女・正恵(まさえ)誕生
1955年 出産後から精神疾患が悪化し離婚
長女・正恵結婚
1956年 娘の正恵失踪 生死不明のまま死亡認定
1962年 50歳 韓国に帰国
1989年 平成元年 76歳で死去
離婚後 夫であった宗氏が徳恵翁主の兄夫婦にこれらの衣装を預けたそうです
(徳恵自身が預けたという説もアリ)
これをイ・ウン(英親王)と方子さまご夫婦は親交のあった現・文化学院服飾博物館長に預け
以降 この博物館で大切に保管されてきたわけです
そして日韓国交正常化50周年にあたる今年 韓国へ寄贈する運びとなりました
돌아온 덕예옹주 유품 (帰ってきた徳恵翁主の遺品)
間近で見ることが出来るなんてドキドキします
第一印象は 「小さい!」ヽ(゚◇゚ )ノ
日本に来たのが満12歳頃なので 勝手にもう少し大きなサイズを想像していました
しかしながら この衣装についてはほとんど情報が出てこないので
おそらくこれから研究していくのでしょう
宮廷衣装はもちろん 無地に見えるどれにも織り模様がほどこされていました
また彼女の生涯がパネルで紹介されていましたが
事前に学習してあったので内容を理解することができました
돌기념 사진とあるので誕生日に撮影されたもの 1~2歳でしょうか
額が父である高宗にそっくりです!
目の前には景福宮
過去と現代が交差した不思議な感覚を味わったのでした
국립고궁박물관에서 '돌아온 덕예옹주 유품'로서 특별전이 개최되었습니다
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