*長文のため 携帯の方ごめんなさい
「6・25動乱のときから私たちを助けてくれた多くの国に、あなた方のおかげで私たちがこのように良い暮らしができるようになったいうことを見せて、謝意を表したかった」
「6・25 60周年記念事業」の一つとして上演されるミュージカル『生命の航海』の総監督ユン・ホジン韓国ミュージカル協会長は、2日「『生命の航海』が与える意味は途方もないものだ」、「戦争は悪で、生命が貴重なことを悟らせてくれる作品」と紹介した。
『生命の航海』は6・25に参戦した勇士の犠牲精神を称えた作品。1950年11～12月の長津湖戦闘と興南撤収作戦が背景。特に2泊3日間で北からの避難民を巨済島から脱出させた「メロディスビクトリー」号の航海に注目した。興南撤収は軍人と民間人を合わせて20万人を救出した、米軍歴史上最大の撤収作戦として記録されている。メロディスビクトリーは実に1万4000人余りを乗せて脱出し、最も多くの人を救助した船としてギネスブックに記録された。
劇は国軍少尉ヘガンが、メロディスビクトリー号で混乱を起こした人民軍チョンミンとの対決構図を中心に進行する。軍服務中のタレント、イ・ジュンギとチュ・ジフン、ミュージカル俳優キム・ダヒョンが出演する。ミュージカル俳優ユン・ゴンジュ、ソン・ヒョンジョン、ムン・ジョンウォンも出演する。
国防広報院所属の二等兵イ・ジュンギは、韓国軍少尉ヘガンを演じる。戦争が勃発してすぐに、北に置いてきた家族を救うキャラクター。イ・ジュンギは「6・25に参戦した方々の犠牲精神に対する感謝を表わす作品に出演することができて使命感が湧く」、「軍人として国家の記念になるような作品に力を加えることができて胸が一杯だ」と満足感を表わした。
陸軍特典司令部所属一等兵チュ・ジフンは、避難民に偽装してビクトリー号に搭乗して混乱を起こす北朝鮮将校チョンミンを演じる。チュ・ジフンは昨年4月、麻薬投薬容疑で懲役6ヶ月執行猶予1年、社会奉仕120時間、追徴金36万ウォンを宣告されて、活動を中断して今年2月に入隊した。今回のミュージカル出演は、麻薬投薬疑惑以後初めての公式活動となる。チュ・ジフンは「ミュージカル『生命の航海』には、俳優の立場より国家のために一人の軍人として参加する」、「個人的な復帰作と表現するには、この席を守っている国軍将兵たちに申し訳ない」と語った。その他にオーディションで選抜した将兵50人余りも登場する。
ミュージカル『生命の航海』は、21日から29日まで国立劇場ヘオルム劇場で観覧することができる。
韓国軍少尉へガン （イ・ジュンギ） 北朝鮮将校チョンミン （チュ・ジフン）
ちょうど旅行中に公演があったため
8月26日（木） １６：００の回を見てきました