民主党の田中慶秋衆院議員(72)=神奈川5区=が昨年8月の衆院選の選挙運動費用収支報告書に連合の地方組織「連合神奈川」から10万円の寄付を受けたと記載していたことが9日分かった。

 政治資金規正法は労働組合や企業が政治家個人に献金することを禁じているが、田中氏の事務所は「(連合神奈川系の)政治団体からの寄付なので問題はない」と説明し、訂正を検討するとしている。

 神奈川県選挙管理委員会が同日公表した収支報告書によると、田中氏は寄付収入として「連合神奈川10万円」と記載、職業欄に「政治団体」と記した。田中事務所と連合神奈川によると、実際は連合神奈川が作る政治団体「連合神奈川政治政策を推進する会」からの寄付という。

 田中氏は昨年の衆院選で6選を果たし、内閣委員長を務めている。【木村健二】

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