ミシュランで星をとったら
予約もさぞ取りづらいか・・・と思いながらも
結婚記念日はぜひここで!という気持ちから
一ヶ月前に電話をしたら、週末にも関わらず
ちゃんと席がとれました
http://ristorantehonda.jp/index.html
入り口はとってもこじんまりして
めがね屋さんの角を曲がったらすぐそこって感じ。
コートを預けてお店に入ると、店内も20席強というキャパ。
この位がサービス的にも目が届くと何かで読んで記憶あり。
まずは、結婚記念日なので御祝いにスプマンテで乾杯
ベージュ東京と比べると半額のスプマンテ。
でもさっぱりおいしかったです
ベージュのポメリー2600円はどう考えても高い・・・。
イタリアンと言えばやっぱりグラッシーニが出ますよね。
このグラッシーニがまたおいしいの
3種類あって、ゴマ、チーズ、カレー味でした。
どれもおつまみにピッタリです。
食事の前に生ハムをいただきました。
本日の添えフルーツは柿とのことでしたが
私はフルーツで唯一といっていいほど柿だけはNG
なのでハムだけにしていただきました。
(付き合いの良い夫もそうしてくれました(笑))
このハム、フルーツがなくても塩加減控えめで
スプマンテにもぴったりで、パンがすすんでしまいました
このパンをハムと一緒に完食してしまいますと
なんと!手作りフォカッチャが出てきました。
好きなものを選んでくださいと3種類出されましたが
私はこの後の食事を考えて1種類
夫は私の選んだものと違うものを2種類選択。
結局お互いに食べっこしたので、3種類とも味見してしまいました(笑)
トマトベースのものと、ローズマリーのもの。
量はそれほど入らないので、6,825円のプリフィクスコースにして
あとは一品ずつをバージョンアップさせる作戦です。
が、すでに、パン4種とハムとグリッシーニでお腹はこのあと
大丈夫なのか?という幸せな不安もよぎります・・・。
さて、いよいよアミューズ。
左はごぼうのスープ。
右はアンキモのフルーツソース。
ごぼうのスープ?と思ったけれど、これがいいのよ。うん。
そしてちょっぴりのアンキモもたまりません。
とろりん。
お次は前菜。
夫は「ハンガリー産フォアグラと無花果のテリーヌ ソーテルヌのジュレと共に」
にしました。
(これは私がメインをフォアグラにして、前菜もフォアグラにするのは・・・
だけど食べたいし・・・と悩んでいる姿を見て、味見できるようにしてくれました)
ソーテルヌのジュレはとっても甘く、
無花果のぷちぷちと相まって絶妙です。
さらに左下にある点々のようなソースがうまいのだ!
テリーヌは想像以上に美味しく、おなかにもドンときましたよ。
私が選んだのは、HPのメニューリストにはなかったのですが
「アワビとうどと菜の花のサラダ仕立て肝ドレッシング」
菜の花がほろ苦く、うども薄いスライス短冊でシャキシャキ。
肝ドレッシングといっても全然臭みはなくて
酸味とまろやかさがいい具合でした。
もちろんあわびの薄切りもおいしいのですが
インパクトとしてはお野菜の味のほうが強かったです。
ワインリストもすごくいっぱいあって
赤でボリューミーでスパイス効いたものがいいと言うと
チェルバイオーナトスカーナロッソの2001年もの。
もんのすごーく、「葡萄酒」という感じで果実味たっぷり。
最初はとってもスッキリした味だなぁと思っていましたら
お料理がすすんで最後のほうには、重いまったりした味に。
確かに面白く、おいしいワインです
プリモピアットのパスタはこれ。
夫は「ズワイガニの炭火焼きとイカ墨のタリアテッレ」です。
う・・うまいす・・・。
白っぽい服だったので、ドジな私はイカ墨を避けたのですが
タリアテッレも程よくて、おいしい~。
で、私が選んだのはオーソドックスですが
「北海道産 生ウニのタリオリーニ」です。
あーやっぱりウニでもいい(笑)
どっちもおいしい
ウニがふんだんに乗っかって、和えてあって
濃厚です。
量が多いと飽きちゃうかもなんて思いましたが
ボリューム的に丁度いいくらいのプリモでした。
さて、セカンドピアットのメインはこちら。
「本日の和牛ランプ肉のタリアータ ルーコラのサラダと共に」
キャラメルのようなお皿に乗っていてステキです。
このお肉、歯ごたえはしっかりしているのですが
味わい深いものでした。
おまけにソースがなんとも言えずマッチ。
本日のベスト(夫の感想)です。
私は「大分産の穴子とフォワグラのソテー ミルフィーユ仕立て バルサミコソース」。
すごいでしょ。
これはかすり模様の石っぽいお皿でしたよ。
アナゴはふわっと、フォアグラのソテーも
バルサミコソースがバッチリ。
あとはナスもサンドされていました。
普段はクレソンは残しちゃうのですが
さすがにヘビーで濃厚な一品ですので
クレソン効果を期待して口にしますと
やっぱりハーブって効き目あるのね~としみじみ
もう限界です・・・おなかがハチ切れます・・・。
かなり酔っ払っております・・・。
と思っていても別腹のスイーツが。
夫はこれ。
「みかんとリコッタチーズのクレープ バニラのジェラートと共に」
もっとクリーミーかと思いましたがとってもさっぱり。
そして、モンブランフェチの私はお約束のこれ。
「モンブラン HONDA風」
え?と思うでしょ。
私も意外な盛り付けでした。
チョコのグラッシーニ(ほろ苦くておいしかった)が刺さっていて
底にはアールグレーのゼリー、生クリーム
そしてモンブランクリームです。
このモンブラン、普通じゃないのは見かけだけではなく
なんで?なんで?の発泡感が口の中ではじけます。
シャンパン?シュワシュワ~ってするの。
不思議~
そして小菓子。
このガラスの文鎮のような重いお皿(じゃないと思うけど)が
キラキラしていてステキでした。
みすず飴はあまり好きじゃなくても、このゼリー飴は美味。
そしてチョコもやっぱりほろ苦くてうまいっす
ここまで甘いとやっぱりエスプレッソをいただきまーす。
はぁ、目が覚めました!
そして番外編。
洗面所のチューリップが美しかったです。
コントラストは常に白と赤なんですね。
二人でプラスアルファのお料理代と、ワインが10,000円強で
トータル35,000円ほどでした。
これだけのボリューム、味、目を楽しませてくれる盛り付け
さらに、とっても魅力的なお皿たち。
マダムとボーイさん二人はとっても感じが良かったし
お店を後にするときにはホンダさんも出てきてくれました。
HPに載っているお写真そのものでしたよ
来月からはお値段改訂とかで、すべてのコースが
千円ちょいアップしてしまうようですが
それでもCPは良いおすすめのお店だと思います。
また行きますo(^▽^)o