凜花のイヤーフックが生まれました | Wire accessories 凛花~りんか~

Wire accessories 凛花~りんか~

オリジナルの個性的なアクセサリー、ドール用のミニチュアアクセサリーをメインに作成。SHOPへの委託販売、イベント出展で活動中。
ワイヤーをメインに、ガラスや樹脂のビーズ、スワロ、天然石などで、キラキラしたものを作ります。

 

こんにちは、凜花です。

「これって、自分で考えて作ってるんですか?」
と、イベントなどで聞かれることが多いので、ちょっと書いてみます。
毎回話すと長くなるので。

事の起こりは2年ほど前、凜花がまだ↓こんなかんじのアクセサリーを作っていた頃。

 

 

 

 

 

 

面白半分に「エルフ耳」などを作って、イベントの時に着けておりました。

とある小さなイベントに出ていたときのこと、天使ちゃんとチビデビちゃんのネックレスを気に入って下さったお客様がらのオーダーが。

「エルフ耳作れるなら、こんな感じのイヤーフックが欲しいです」

お写真を見せていただいたら、ワイヤー界では有名な、私からしたら雲の上の存在の方デザインのイヤーフックが!!
ステンレスの角線製のシンプルなフックに、これまた一目で分かる特徴的な天使の羽根、悪魔の羽根がゆらゆら下がっている、めちゃめちゃカッコイイじゃないですか!!
(私も欲しい!!)

凜「ムリです!人様のデザイン使えません。それ以前に、そんな技術ありません!(いっそ、ご本人にオーダーしたら良いのに)」(即答)
客「似た感じで良いんですが」
凜「似ても似つかないと思いますが、私の作るフックと羽根で宜しければ・・・」
客「もちろん、それで良いです」

と、まぁ、ちょいと無茶なご注文。
お客様は、そんなすごい方が作った作品とはご存じなく

 

たまたま画像を見たらかっこいいのがあった。

こんなの欲しい。

ワイヤーやってる人がいる。

作れるんじゃない?

 

的発想だったようですが。

自分用のエルフ耳は作りましたが、あくまでも自分サイズ。一般的なイヤーフックのサイズ感を知る為に、まずは市販のイヤーフックの金具を買って来て試しにつけて見ると・・・。
落ちましたよ。振り向いた瞬間に、一瞬で。
「なんだ、これ!!使えねーー!!!!」


委託先を通してのお渡しだったので、まずは誰にでも簡単に耳に固定できるようにしないと、と、あーだこーだを繰り返し・・・
出来上がったのが今の形の原型です。
うずまき部分で耳たぶを押さえるってやつ。
(最初は、ビーズの下がっているうずまき部分が後ろ向きに巻いたりしてた)

image

そこに、凜花作の天使の羽根と悪魔の羽根をゆらゆらさせて・・・
結果、似ても似つかないものをお渡しすることになりました。

と、まぁ、偶然の産物、というとアレですが・・・。

☆お客様が、一度断ったにもかかわらず、オーダーを取り下げなかったこと。
☆私の技術が圧倒的に足りなかったこと。(ステン線を思うように曲げられなかった→結果、アーティスティックワイヤーを使うことになり、個人の耳に合わせて簡単に調整できるようになった。)
☆私の耳の形が、市販の金具にあわなかったこと


と、いろいろな要素が絡み合ってできています。
あのオーダーがなかったら、今のイヤーフックはなかったって事になりますか・・・。

実用性(?)重視ですので、ホントに落ちにくいですよ。
バイクに乗っても落ちなかったというお話もいただきました。【(注)個人差はあります】
ライブとかの激しい動きにはお勧めしませんが、(あと、会社に着けていくのも全力で止めますが)一度つけてみると良いと思います。

 

6月18日、19日 両日
クリエイターズマーケット
ポートメッセなごや 3号館
C-60


※そんな訳で、元ネタはありますがフックのデザインは頂いておりません。自分で考えた結果出来上がった物です。たまに「あー、こうすれば良いんだ~」とまねっこして、「オリジナルです~っ」て販売されると、ちょっとムッとします。