男と女 製作50周年記念 デジタル・リマスター版 | Untitled

 

男と女(’66)フランス国旗

監督:クロード・ルルーシュ

 

 

ダバダバダ~♪ ダバダバダ~♪

口ずさむなと言われても、思わず口ずさんでしまう♪

 

『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲』 とのコラボ・トレーラーで

こちらも思わず、ポチッと買ってしまった

“製作50周年記念 デジタル・リマスター版”

このぉ~ 商売上手めぇ(笑)

 

 

アンヌ(アヌーク・エーメ)はパリで独り暮し。

夫をなくして、娘はドービルにある寄宿舎に預けてある。

その日曜日も、いつも楽しみにしている娘の面会で

つい長居してしまい、パリ行きの汽車を逃してしまった。

そんな彼女に声をかけたのはジャン・ルイ(ジャン=ルイ・トランティニャン

彼も、息子を寄宿舎へ訪ねた帰りだった。

その日から、急速に惹かれ合う二人であったが・・・・・

 

 

カラー映像とモノクロ映像とを使い分けていて

出会ったばかりのアンヌとジャン・ルイが車中で語り合うシーンは

月光に照らされたような青みがかったモノクロ映像で

子供たちと一緒に食事するシーンはセピア色のモノクロ映像。

 

ま、これは、全編カラーで撮るほど予算がなかったからでしょうけど(笑)

制約された中だからこそ生まれた、ムード映像なんでしょう。

 

で、ダバダバダ~♪ ですからね。

フランシス・レイの甘美な音楽が、いい感じに融合されていて・・・・・

 

もお~ デジタル・リマスターしてくれて、ありがとう~


 

やっぱり・・・・この映画は、アヌーク・エーメでしょ。

“ヌーヴェル・ヴァーグの真珠” と言われた、ジャック・ドゥミ『ローラ』

フェリーニ『甘い生活』 でのアヌーク・エーメも良かったけど

年齢的にも、この時が1番、美しかったのではないでしょうか。

着飾り過ぎず、ナチュラルな雰囲気が出ていた。

笑った時に、顔がくしゃっとなる表情がたまらなく好き。

 

彼女が着こなす“ムートンコート”で、カンヌやオスカーでの

審査のポイントが上がったんじゃないかと思うぐらい(笑)

 

 

 

カンヌ国際映画祭パルム・ドール賞(当時グランプリ)受賞作

 

アカデミー賞外国語映画賞受賞作

 

 

 

 

たちきれぬ過去の想い。それでも惹かれ合う男と女。
フランスが誇るラブ・ストーリーの不滅の名作が50年ぶりに鮮明な音のデジタルリマスター版で蘇る。