戦火のナージャ(’10)
![ロシア国旗](https://emoji.ameba.jp/img/user/ck/ckenbow/87162.gif)
監督:ニキータ・ミハルコフ
ミハルコフは、本気で 『太陽に灼かれて』 の続編を撮ろうと思っていたのだろうか?
死んだはずのコトフ大佐は実は生きていたっ! だなんて
「宇宙戦艦ヤマト完結編」で沖田十三は実は生きていたっ! 以来の強引さ(笑)
ただ、この映画の公開のおかげで 『太陽に灼かれて』 が初DVD化され
やっと観ることができたのですが・・・・。
![Untitled・・・・](https://stat.ameba.jp/user_images/20130627/14/pyscipks/bc/1b/j/o0320023412590098526.jpg?caw=800)
1943年5月。第二次世界大戦でのソ連とドイツの全面戦争の最中
スターリン私邸に呼び出されたKGB幹部のドミートリ(オレグ・メンシコフ)は
かつて反逆の罪で銃殺刑にされたはずのコトフ元大佐(ニキータ・ミハルコフ)
生存の情報を聞かされ、コトフの捜索を命じられる。
一方、コトフの愛娘ナージャ(ナージャ・ミハルコフ)は
従軍看護師として負傷兵のために各地を奔走していたのだが・・・・。
![Untitled・・・・](https://stat.ameba.jp/user_images/20130627/14/pyscipks/f1/45/j/o0640042712590098527.jpg?caw=800)
なんでもミハルコフは、ロシア版「プライベート・ライアン」を
撮りたかったらしいんですけど、結果としてロシア映画史上最大となった
巨額の製作費を調達するために、カンヌ、アカデミーW受賞で代表作の
『太陽に灼かれて』 の、その後を描くことで製作費をペイしようと目論んだが・・・
あ~らら。。。。1作目で終わらせとけば良かったのに・・・・。
しかも第3弾『THE CITADEL(要塞)』もあるらしい(日本公開は?)
ただ、圧倒的なスケールで描かれたこの映画自体はそんなに悪くないんですけどね。
![Untitled・・・・](https://stat.ameba.jp/user_images/20130627/14/pyscipks/e0/b0/j/o0800053312590098528.jpg?caw=800)
雪と霧に煙る大平原での戦闘シーン、その後の地獄絵図。
そして、終盤のナージャと負傷兵のシーンは圧巻のショット。
ナージャの背中からカメラが引いて、引いて、引いて・・・・
引きまくってからのロングショット。
結局、ナージャの表情をうかがい知ることができずに
廃墟となった街並みを映し出すこのシーンは唸った~
![→](https://emoji.ameba.jp/img/user/na/natu-basuke/619861.gif)
『太陽に灼かれて』の巨匠ニキータ・ミハルコフ監督が壮大なスケールで描く戦争スペクタクル巨編!
戦火のナージャ [DVD]/ニキータ・ミハルコフ,オレグ・メンシコフ,ナージャ・ミハルコワ
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