トリコロール/赤の愛(’94)
![フランス国旗](https://emoji.ameba.jp/img/user/ck/ckenbow/87110.gif)
![ポーランド国旗](https://emoji.ameba.jp/img/user/ck/ckenbow/87143.gif)
![スイス国旗](https://emoji.ameba.jp/img/user/ck/ckenbow/87165.gif)
フランス国旗を構成する3つの色、青(自由)、白(平等)、赤(博愛)をテーマをモチーフにした
「トリコロール」3部作『トリコロール/白の愛』に続く第3作目
監督は、ポーランド人のクシシュトフ・キェシロフスキ
![$ちょっと!あなたが食べてるの消しゴムですよ!](https://stat.ameba.jp/user_images/20101112/20/pyscipks/54/7c/j/o0450023810855373809.jpg?caw=800)
やはり、赤を基調とした映像とイレーヌ・ジャコブの美しさに尽きると思います。
キェシロフスキ監督は
「今作は、イレーヌ・ジャコブをイメージして作った」
と、コメントしている。
「赤の愛」 ありきではなく 「イレーヌ・ジャコブ」 ありきの作品とも言えるかもしれない。
![$ちょっと!あなたが食べてるの消しゴムですよ!](https://stat.ameba.jp/user_images/20101112/20/pyscipks/42/41/j/o0800043410855392468.jpg?caw=800)
舞台はスイス、ジュネーヴ、大学生のイレーヌ・ジャコブは大学に行く傍ら、ファッションモデルをして暮らしていたが、
イギリスに住み、電話だけでめったに逢えない彼への愛に疑問を抱き始める。
ある日暮れ、彼女は車で犬を轢いてしまう。犬の首についていた住所の紙をもとに犬の飼い主訪ねていくと
そこに住んでいたのは人間不信で盗聴を趣味とし、昔判事をしていた老人だった。
彼の盗聴に対し「卑怯だ」と憐れむイレーヌ・ジャコブだったが・・・・
![$ちょっと!あなたが食べてるの消しゴムですよ!](https://stat.ameba.jp/user_images/20101112/20/pyscipks/ca/f8/j/o0450025010855403458.jpg?caw=800)
最初のうちは難解で、う~ん・・・といった感じだったが、実は意外とシンプルな話
心を閉ざした元判事の老人が、イレーヌと出会い、しだいに穏やかな表情に変わっていく。
イレーヌも老人との出会いで、戸惑いから温かい眼差しへと変わっていく。
赤と、光と、2人の表情、眼差し・・・・テーマである「博愛」へ、つながるということでしょうか。
そして、3部作の最終章にふさわしく、運命的なラストへ・・・
![$ちょっと!あなたが食べてるの消しゴムですよ!](https://stat.ameba.jp/user_images/20101112/20/pyscipks/f2/bc/j/o0450025010855424681.jpg?caw=800)
前2作が、ベネチア国際映画祭・ベルリン国際映画祭で受賞したため、
今作も含めて三大映画祭での受賞が期待されたが、カンヌ国際映画祭では無冠に終わった。
しかし総体的には、この映画が1番評判が高いという。
私個人的には・・・・・う~ん、難しいですね。
全3作通して、1つの大きな作品ということで・・・(逃げた)
キェシロフスキ監督の遺作となった作品でもありました。
![→](https://emoji.ameba.jp/img/user/na/natu-basuke/619861.gif)
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※参考 Wikipedia
恋人と海を隔てて暮らすヴァランティーヌは、ある夜、退官した判事と出会う。盗聴が趣味の彼を咎めながらも、その言動に心動かされた彼女は…。
トリコロール 赤の愛 [DVD]/イレーヌ・ジャコブ,ジャン=ルイ・トランティニャン
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