夜霧の恋人たち | Untitled
夜霧の恋人たち(’68)フランス国旗


監督は、フランソワ・トリュフォー

彼の長編デビュー作 『大人は判ってくれない』 を観て、次はどれを観たらよいかと思っていたところ

Rachel さんの記事を参考にさせていただきました。

Rachel さん、ありがとうございます。

この作品は 『大人は判ってくれない』 が始まりの 『アントワーヌ・ドワネルの冒険』 の3作目なんですね。

$ちょっと!あなたが食べてるの消しゴムですよ!-夜霧

アントワーヌ・ドワネル演ずるジャン=ピエール・レオ君、大人になりましたね。

と言っても、私よりも全然年上の現在66歳ですけど(笑)

『大人は判ってくれない』 とは打って変わって笑わせていただきまいた。

ゴダールとは、また違う笑わせ方ですね。

浮気した嫁に夫が、花瓶を投げずに花を投げてしまうとこだったり、双子の子守の話だったり

探偵事務所での会話で、『「言う」の代わりに別の言葉を使うとしたら何かね?』

『語る。告げる。申し上げる・・・・』

『さすがによく知ってる。でも「言う」でいいな』

いいのかいっ(笑)

$ちょっと!あなたが食べてるの消しゴムですよ!-夜霧

アントワーヌが社長夫人の特徴を説明するとこも

『背は?』 『すらりとしてる』 『背の高さを教えて?』 『1m66cm』

測ってもいないくせに(笑)

その後、社長夫人の美貌を語りだすのですが、相手の女性も 

『愛の告白でなく正確な情報を』 という、ツッコミもなかなかでした。

アントワーヌが鏡の前で、社長夫人の名前『クリスティーヌ・ダンボン』って繰り返し喋るとこも

こいつアホだ。と思いながらも笑ってしまった。

その、社長夫人がまた綺麗なんですよね。

デルフィーヌ・セイリグ

気づいたら、この人の画像ばかり探してました(笑)

結局、この画像しか載せてないので、あとはお蔵入りです。

$ちょっと!あなたが食べてるの消しゴムですよ!-fujinn

気送便からの流れは良かったですね。手紙の中に小説の一節を入れるのも知的でお洒落。

やっぱり手紙なんですよね。

どっかの記事で書いたことあるような気もするのですが

『手紙に想いをしたためる』 と言うが、『メールに想いをしたためる』 とは言わない。

みなさん手紙を書きましょう。


そして、この社長夫人が素敵な台詞を言うんですよね。

え、何て言ったかって? それは言えません(笑)


ちなみに映画の中で 『夜霧』 は全く出てきません。



※参考 Wikipedia



アントワーヌ・ドワネルは失恋のショックから志願して陸軍に入ったものの、素行不良から兵役不適格者として服役解除される。
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