正直、私にはわかりません。
海を飛ぶ夢(’04)スペイン、フランス、イタリア
監督は、アレハンドロ・アメナバール
25歳の時に頸椎を損傷し、以来30年近くものあいだ全身の不随と闘った実在の人物
ラモン・サンペドロの手記『レターズ・フロム・ヘル』をもとに
尊厳死を求めて闘う主人公を描いています。
![$ちょっと!!あなたが食べてるの消しゴムですよ!!-海を](https://stat.ameba.jp/user_images/20100809/12/pyscipks/d9/bc/j/o0470035210683589366.jpg?caw=800)
最初、気づかなかったのですが、ラモン・サンペドロを演じてるのが
あっ、ハビエル・バルデムだっ
撮影時は30代前半のはずですけど、びっくりしました。
テーマは 尊厳死
この映画を観て「共感しました」とか「命の尊さを知りました」
とか言っている人は、わかったフリをしているだけだと思う。
映画の中の、ハビエル・バルデムも
「そんな簡単にわかってもらっては困る」
と訴えてるように思えてならない。
印象的だったのが、同じ障害を負った神父が自宅まで来て
生きる希望を持つよう説得するんです。教会で話すような説教を
車椅子に乗った神父は、階段を上れず、2階にいるラモンの元まで行けなくて
側近に伝言を託すのですが、らちが明かず、1階の神父と2階のラモンとで激論するんです。
この距離が、埋められない双方の溝のようなものを感じた。
家族にも「彼を生きる気にさせ、教えてあげるのだ」と話すのですが
義姉が「では、どうしろと? 赤ん坊みたいにガラガラを買う?」
やっぱり私には、わかりません。
25歳の時に海で起きた事故で首から下の全身の自由を奪われ、寝たきりの生活を送り続けてきたラモン・サンペドロ。26年間、彼は家族の絆や介護に支えられ穏やかに暮らしてきたが・・・・
アカデミー賞最優秀外国語映画賞受賞作
海を飛ぶ夢 [DVD]/ハビエル・バルデム,ベレン・ルエダ,ロラ・ドゥエニャス
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