海を飛ぶ夢 | Untitled

正直、私にはわかりません。





海を飛ぶ夢(’04)スペイン、フランス、イタリア


監督は、アレハンドロ・アメナバール


25歳の時に頸椎を損傷し、以来30年近くものあいだ全身の不随と闘った実在の人物

ラモン・サンペドロの手記『レターズ・フロム・ヘル』をもとに

尊厳死を求めて闘う主人公を描いています。

$ちょっと!!あなたが食べてるの消しゴムですよ!!-海を




















最初、気づかなかったのですが、ラモン・サンペドロを演じてるのが

あっ、ハビエル・バルデムだっ

撮影時は30代前半のはずですけど、びっくりしました。



テーマは 尊厳死

この映画を観て「共感しました」とか「命の尊さを知りました」

とか言っている人は、わかったフリをしているだけだと思う。


映画の中の、ハビエル・バルデムも

「そんな簡単にわかってもらっては困る」

と訴えてるように思えてならない。



印象的だったのが、同じ障害を負った神父が自宅まで来て

生きる希望を持つよう説得するんです。教会で話すような説教を

車椅子に乗った神父は、階段を上れず、2階にいるラモンの元まで行けなくて

側近に伝言を託すのですが、らちが明かず、1階の神父と2階のラモンとで激論するんです。

この距離が、埋められない双方の溝のようなものを感じた。

家族にも「彼を生きる気にさせ、教えてあげるのだ」と話すのですが

義姉が「では、どうしろと? 赤ん坊みたいにガラガラを買う?」




やっぱり私には、わかりません。




25歳の時に海で起きた事故で首から下の全身の自由を奪われ、寝たきりの生活を送り続けてきたラモン・サンペドロ。26年間、彼は家族の絆や介護に支えられ穏やかに暮らしてきたが・・・・
アカデミー賞最優秀外国語映画賞受賞作
海を飛ぶ夢 [DVD]/ハビエル・バルデム,ベレン・ルエダ,ロラ・ドゥエニャス

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