なんて美しい映像なんでしょう・・・・
ひまわり(’70)イタリア、フランス、ソビエト連邦
![$ちょっと!!あなたが食べてるの消しゴムですよ!!-ひまわり](https://stat.ameba.jp/user_images/20100725/16/pyscipks/db/f2/j/t02200145_0350023010657749190.jpg?caw=800)
監督は、「自転車泥棒」「昨日・今日・明日」のヴィットリオ・デ・シーカ
主演は、「昨日・今日・明日」でも共演したソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ
オープニングから地平線まで広がる”ひまわり”
ヘンリー・マンシーニのテーマ曲で、もう、ため息しか出ません。
この”ひまわり”の下に、イタリア兵、ロシア人捕虜が眠ってると知ると
美しくも哀しさを感じます。
戦争によって引き裂かれた夫婦の行く末を描いた、とてもシンプルなストーリー
映像、音楽、そして主演2人の演技で、奥深いものになってます。
ソフィア・ローレンは戦争前後の話とあって、地味で老け役だったのですが
内面から醸し出される、凛とした美しさを感じた。
目力はハンパない。
マルチェロ・マストヤンニもソフィア同様、目で訴える俳優
極寒のロシアで精根尽きて倒れてしまったときの眼差しは
たまらない気持ちになった。
![$ちょっと!!あなたが食べてるの消しゴムですよ!!-ソフィア](https://stat.ameba.jp/user_images/20100725/16/pyscipks/7f/eb/j/t02200165_0334025010657782608.jpg?caw=800)
脇を固める、ロシア女のリュドミラ・サベーリエワも、とても魅力的な女性で
一瞬、ソフィアより、こっちを応援したくなりそうだった。
映画制作当時はソビエトと断絶状態で、撮影許可が下りるまで相当苦労したらしい。
その苦労甲斐あって、ウクライナのあの美しい”ひまわり”を撮ることができた。
![$ちょっと!!あなたが食べてるの消しゴムですよ!!-ミラノ](https://stat.ameba.jp/user_images/20100725/16/pyscipks/c5/0b/j/t02200148_0402027010657799756.jpg?caw=800)
ミラノの街並みも美しく、特にミラノ中央駅
クライマックスのホームのシーンは映画史に残ると言っても
大げさではないと思う。
さんさんと輝く太陽に向かって、誇らしげに大輪の花を咲かせるひまわり。その太陽とひまわりを、男と女に例えた作品である。戦争に行ってしまった愛する夫、アントニオ。ひたすら彼を待ち続ける妻、ジョバンナ。終戦後も帰ってこない夫を探すため、ジョバンナは単身ロシアに足を踏み入れる。
ひまわり デジタルリマスター版 [DVD]/ソフィア・ローレン,マルチェロ・マストロヤンニ,ヘンリー・マンシーニ
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