いつか晴れた日に | Untitled
ちょっと文句言っていいですか

映画公開初日の午前中に、TVCMで

「大ヒット公開中」って・・・・

試写会や前売で、ある程度見込めるにしてもね

「大ヒットの予感!コケたらごめんね」の方が興味そそられる。


もっと、ひどいのが

「アカデミー賞最有力」

後のアカデミー賞ではノミネートすらされてない

もはや詐欺です。





はい、スッキリしたとこで映画です。



いつか晴れた日に(’95)イギリス、アメリカ


監督は、ラスト、コーション ブロークバック・マウンテン の

アン・リー

ラスト、コーションでは近年、稀に見る衝撃を受けたので他の作品も

$ちょっと!!あなたが食べてるの消しゴムですよ!!-いつか









舞台は、19世紀初頭、イングランド南西部

母と娘3人、それをとりまく人たちの人間模様を描いてます。

感情を抑えて控えめなエマ・トンプソンと

喜怒哀楽をストレートに表現するケイト・ウィンスレットを軸に

話は進んでいきます。


ケイト・ウィンスレットが、あどけな~い

タイタニックよりも前だ


話自体、大したことないので、ちょっと退屈になるのですが

映像の美しさ、演者の力でみせてくれます。

まるで、演歌歌手の売り上げチャートのように徐々に徐々に上がっていきます。


ヒュー・グラントは久々に見ましたが、煮え切らない役をやらせたら

ハマリますね。本当イライラする(笑)

それとは対照的に、アラン・リックマンはとてもジェントルマン

同姓から見ても素敵な男性を演じてました。


1番の見せ場は、エマ・トンプソンがそれまで抑えていた感情を

一気に吐き出すとこ。

「堰を切ったように」とは、このことだ言わんばかりの演技でした。お見事


ラストはハリウッドに気を使ったのかな?

と思わせる終わり方。

何か横槍が入ったかな?

なんて意地悪な見方をしてしまうのでした。


この作品で、ベルリン映画祭金熊賞受賞しまして

アン・リー監督は、ベネチア映画祭も2回獲ってますしスゴイですね。

私の中では今、1番熱い監督です。



19世紀のイングランド。ダッシュウッド家の主人が亡くなった。残された妻と娘3人は、先妻ファニーの画策で遺言を反故(ほご)にされ、貧しい生活を余儀なくされる。そんなときファニーの弟エドワードが現れる。
いつか晴れた日に [DVD]/エマ・トンプソン,ヒュー・グラント,アラン・リックマン

¥2,000
Amazon.co.jp