桜は好きではない。

正しく言えば、桜の下に集まる人間が好きではない。

酒が入れば人間の嫌な部分が出てくる。

最悪、他人のゲロを見るハメにも・・・


そんな自分が桜の名所を訪れた。

北野天満宮の北門を出て西へと向った。

するとすぐに平野神社が見えてきた!


平野神社1


ほのかにピンク色。

満開には程遠かった!

自分的にはありがたい状態。


平野神社2


しかし、さすが桜の名所です!

早咲きの桜は開花していました!


平野神社3


旅行本の解説を見ると、平野神社はもともと平城京にあった。

平安遷都とともに遷座とのこと。


平野神社4
平野神社5


祭神は、今木神・久度神・古開神・比売神の四柱。

講談社新書「源氏と日本国王」を読むと、次のようにあった。

平野神社は、桓武天皇の母方の祖先神として、天照大神・八幡宮に次ぐ「第三の皇祖神」という性格を持っていた。

今木神は、桓武天皇の母・高野新笠の父方の祖神。

比売神は高野新笠の母方の祖神。

久度神・古開神は朝鮮系渡来神とされる。

戦国時代には、公家源氏の氏神と意識されていた。

平安時代には、桓武平氏や大江氏らの氏神と位置づけられていた。


平野神社6
平野神社7



本殿は重要文化財に指定されている。


しかし、馴染みの無い神様である。

調べてみると、今木神は源気新生・活力形成の神。

久度神は、竈の神・生活安泰の神。

古開神は、邪気を振り開く平安の神。

比売神は、生産力の神。

ということである。

分かったようで分からん。

分からんようで分かった気が・・・


中門横の授与所に進むが、御朱印はここではなかった。

授与所の横に朱印所が設けられていた。


平野神社10


シンプルですが、桜の朱印が良い!


参詣者が増えてきたので、早々に退散。

人が多い所は苦手である。

境内の神苑を見ると、何やら設営中でした。


平野神社9


約60種類400本の桜が境内を彩るそうです。

観桜会の準備かな。


平野神社8
平野神社11


平野神社で3月27日の御朱印巡りは終了です。

次回からは、デジカメを忘れ携帯のカメラで撮影した4月3日の御朱印巡りとなります。