桜は好きではない。
正しく言えば、桜の下に集まる人間が好きではない。
酒が入れば人間の嫌な部分が出てくる。
最悪、他人のゲロを見るハメにも・・・
そんな自分が桜の名所を訪れた。
北野天満宮の北門を出て西へと向った。
するとすぐに平野神社が見えてきた!
ほのかにピンク色。
満開には程遠かった!
自分的にはありがたい状態。
しかし、さすが桜の名所です!
早咲きの桜は開花していました!
旅行本の解説を見ると、平野神社はもともと平城京にあった。
平安遷都とともに遷座とのこと。
祭神は、今木神・久度神・古開神・比売神の四柱。
講談社新書「源氏と日本国王」を読むと、次のようにあった。
平野神社は、桓武天皇の母方の祖先神として、天照大神・八幡宮に次ぐ「第三の皇祖神」という性格を持っていた。
今木神は、桓武天皇の母・高野新笠の父方の祖神。
比売神は高野新笠の母方の祖神。
久度神・古開神は朝鮮系渡来神とされる。
戦国時代には、公家源氏の氏神と意識されていた。
平安時代には、桓武平氏や大江氏らの氏神と位置づけられていた。
本殿は重要文化財に指定されている。
しかし、馴染みの無い神様である。
調べてみると、今木神は源気新生・活力形成の神。
久度神は、竈の神・生活安泰の神。
古開神は、邪気を振り開く平安の神。
比売神は、生産力の神。
ということである。
分かったようで分からん。
分からんようで分かった気が・・・
中門横の授与所に進むが、御朱印はここではなかった。
授与所の横に朱印所が設けられていた。
シンプルですが、桜の朱印が良い!
参詣者が増えてきたので、早々に退散。
人が多い所は苦手である。
境内の神苑を見ると、何やら設営中でした。
約60種類400本の桜が境内を彩るそうです。
観桜会の準備かな。
平野神社で3月27日の御朱印巡りは終了です。
次回からは、デジカメを忘れ携帯のカメラで撮影した4月3日の御朱印巡りとなります。