JR京都駅から普通電車に乗り換え西へ一駅!

JR西大路駅から程近い神社へと向いました。


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西大路駅から北へ徒歩4・5分!

最初の交差点を目印として認識!


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その交差点には立派な木がありました!

この立派な木があるところが目的地でした!


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“ 若一神社(にゃくいちじんじゃ) ” です。

平清盛の西八条殿の鎮守です。

遠くからでも立派に見えた木は楠。

清盛のお手植えの御神木です。


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鳥居の前に立つと境内全てが見渡せます。

小ぢんまりした神社です。


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御祭神は若一王子。

主なご利益は開運出世。


光仁天皇の時代、威光上人が紀州熊野に詣でたとき、迷い苦しむ人を救おうと御分霊若一王子の御神体を背負い当地にやって来ました。

当地の古堂で一夜を明かしたところ、ご神託を授かりお堂に安置しました。

その後、お堂は荒廃し、御神体は土中へ。

清盛が六波羅に居る頃、この地は風光明媚な地として知られ、清盛はこの地に別邸・西八条御所を造営。
清盛が熊野に詣でたとき、「土中に隠れた御神体、世に出し奉斎せよ」との御告げがあった。

帰京後、邸内を探したところ、夜光を放っているところがあり、掘ってみると御神体が現れました。

そして社殿を造営、鎮守とし、開運出世を祈ったところ、翌年に太政大臣に任命されました。

ゆえに開運出世の神様と尊崇されました。


若一王子・・・聞きなれません。

調べてみました。

若一王子は神仏習合の神。

若一王子の本地仏は十一面観音で、天照大神やニニギノミコトと同一視された。


若一王子=天照大神のようです。


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境内には開運出世の御神水。

社殿横には末社もありました。


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参拝時は雅楽が聞こえていました。

雅楽の奉納か、それとも練習だったのか?

どちらにしても御朱印をお願いしにくい雰囲気でした。

中断させると申し訳ないですからね。

諦めようとしたとき、授与所に神職の方が出てこられました!

そして御朱印をお願いしました。


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自分の参考書「かわいい京都御朱印ブック」に紹介されている御朱印とは、印が違っていました。

右側の印ですが、本の御朱印には「平清盛公守護社」とあります。

自分が頂いた御朱印には「平清盛公西八条殿跡」となっていました。

マイナーチェンジとなっていました!

平清盛の屋敷跡にある神社であることが、御朱印から分かります!

歴史好きにとっては嬉しい御朱印となりました!


神社を出るとき、入ってきた鳥居の方を向くと一人の人物が!

平清盛像です!


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清盛像の前には手水舎があります!

そこで手を洗い口をすすいだのに・・・

自分の背後に立っていたとは。。。。


タイミング良く御朱印を頂け、ラッキー気分でした!

清盛の開運出世の億分の一くらいのご利益が早速頂けたのかな!

そう思うと気分は軽快!

清盛像に別れを告げ、嵯峨野へと向いました!

ご利益拝受の旅、次回は大人気のパワースポット野宮神社です!