3月20日の奈良県御朱印巡りのラストは、近鉄・奈良駅近くの神社でした。
旅行ガイドの説明を読んで「へぇ~」と思い、訪ねてみました!
やすらぎの道という大きな通りに面していました。
『 漢國(かんごう)神社 』
饅頭の祖神を祀る神社でもあります。
鳥居越しに見える建物が社務所です。
御朱印はこちらで頂きました!
鳥居を通り参道を進むと中門があります。
一瞬、お寺の雰囲気がしました。
祭神 園神 大物主命
韓神 大己貴命 少彦名命
推古天皇元年、勅により園神の神霊を祀る
養老元年、韓神二座を祀る
推古天皇元年は西暦593年。
推古女帝は「甥の厩戸皇子を皇太子として・・・」で知られる天皇です。
養老元年は西暦717年。
清和天皇の時代、平安京の宮内省に園神・韓神を勧請。
ある歴史推理作家の本によると、明治になるまで宮中で園神・韓神が祀られていたとか!
韓神は朝鮮半島の神ではなく、日本と朝鮮半島を行き来していたのではないのか?
つまりスサノオノミコトや子孫のことではないのか?
本来、天皇家はスサノオノミコトの子孫である。
持統女帝の即位を正当化するため、藤原不比等によりアマテラスの子孫であると歴史が改竄されたのではないのか?
園神・韓神の名称に、古代史の謎を思い出しました。
境内には林(りん)神社が鎮座。
中国から饅頭を伝えた林浄因を祀っています。
餡の入った饅頭の創始とされています。
饅頭は足利将軍家、そして宮中にまで献上!
昭和53年に菓祖神・田道間守命を合祀。
饅頭・菓子の祖神の社として仰がれることになりました。
参拝時、境内の授与所は無人でした。
御朱印を諦めかけました。
境内の授与所=社務所と思っていましたが違いました。
社務所は鳥居と境内の門の間にある立派な建物でした!
近代的な建物の社務所で御朱印を頂きました!
墨書きは漢國神社ですが、朱印には林神社も!
漢國神社参拝でこの日の御朱印巡りを終えました。
次回からは3月27日の御朱印巡りです。
宇治・清盛・縁結び・・・天神さん・桜の名所と続きます。