前回までに頻繁にでてきたプロパティですが,
これの正体は何なのかを解説します.
少し,面白くない内容かもしれませんが,
知っておく必要がありますので,我慢して読んで下さいね.
Java等のオブジェクト指向言語を扱える人はすぐご理解頂けると思うのですが,
プロパティとは,
メンバ(インスタンス変数)のゲッタorゲッタ,セッタ
になります
げった,げった,せった,げったうるさいわ!!!!
すみません,真面目にやりましょう笑
オブジェクト指向言語が分からない人のために軽く説明しますと,
UIViewControllerのインスタンスを生成すると,UIViewがもれなくついてきましたよね?
このようにオブジェクトを生成すると,そのオブジェクトが変数を持っている場合があります.
UIViewControllerですと,UIViewの変数をもっている訳なんですね.
プロパティとは,この変数にアクセスするための関数
であると思ってもらって結構です.
プロパティにはオーナーシップ,読み書き属性が設定されています
オーナーシップとは,C言語特有のメモリ管理に関するルールのようなものです.
また別の機会に解説します.
読み書きとは,変数に対するアクセス権限のことです.
例えば,UIViewControllerのviewプロパティは,読み出し,書き込みの両方が許可されていました.
これに対し,読み出しのみ許可されているプロパティも存在します.
さて,先程プロパティとは,変数にアクセスするための関数と書きましたが,
みなさんは,それをもう体験しています.
controller1.view.backgroundColor = [UIColor redColor];
[controller2.view setBackgroundColor:[UIColor greenColor]];
[controller2.view setBackgroundColor:[UIColor greenColor]];
上記のコードに見覚えありませんか?
これはviewという名前の変数に関数(setter)でアクセスしている訳なんですね.
このプロパティについてサンプルプログラムを用いて理解を深めましょう.
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