土曜日の朝、「ぅあん!」 (訳・おきたよ!!)


といういつものカンの鳴き声が聞こえて、目が覚めたのに・・・・


私たちのベッドの下で寝ていたカンはやっぱり冷たくて


胸がきゅううううっとなるような悲しみに押しつぶされそうになりました。



今日はカンのお葬式です。



カンの骨を拾うとき焼き場の方がお話してくれました。


これがのど仏と言われる骨です。ほら、仏様の形をしているでしょう?

人間なら104歳という年。骨ももろけてしまっているのが普通です。それがこんなにきちんとした形をしている・・・

これはね、天国にいったわんちゃんが 「ありがとう。ちゃんと成仏できました。」といってくれているメッセージなんですよ。 



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空は吸い込まれそうに晴れわたっていて


空気は凛と冷たく透き通って


濁りや曇りのなにもない気持ちのいい日。


カンはきっと安心して旅立っていったのだと思いました。



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カンの主治医だった ときわだいら動物病院の院長である田村博昭氏が翻訳した本です。


「PET LOSS ~家族動物の死を看つめて」 翻訳 田村博昭

文芸社


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この本も田村院長からいただきました 


「いつでも 会える」 菊田まりこ 著
Gakken