12月になり、年内中にやり遂げてしまいたいことがたくさん浮上してきて
私自身 「忙しい忙しい」が口癖になりつつある昨今ですが・・・・
「忙しい」のがまるで偉いかのように
鼻息荒く、働いている仕事人のなんと多いことか !!
ヨガの勉強で改めて読み返している
ダンマ パダ・・・・法句経。
(仏陀の言葉に一番近いとされる経典ですが)
にこのような一文がありましたので自分自身への戒めもかねまして
ご紹介したいと思います。
賢者の道を歩む
~忙しい人の正体は怠け者
「怠け者」という言葉を聞くと、何もしないでぼけっとしている人を思い浮かべます。
しかし実際のところ、怠け者は結構忙しいのです。何もしないで座ってお菓子ばかり食べている人が、「さて、掃除でもしましょう」と思い立ったところで、いつまでたってもやりはじめません。
なぜやらないかというと、頭の中であれこれとごちゃごちゃ考えているからです。
「別に毎日掃除をしなくてもいいんじゃないかなあ・・・・。人間にはもっと大切なことがあるんじゃないかなあ・・・」という具合に考えているから、時間が無くなって忙しくなります。忙しいからいろいろな仕事をやり残してしまいます。だから忙しい人の正体は怠け者なのです。
怠け者は時間をとても無駄に使います。こころがちっとも落ち着いていないから、彼らはいつも「忙しい」といっています。それは生きることに失敗していることを意味します。あまりにも真剣に「忙しい」というときほど、人はどこかで失敗しているのです。
「やることが多すぎて忙しい」と言っても、一日の時間は決まっています。
その範囲でやるべきことをやればいいだけの話です。それをやっていない人は、いつまでも「忙しい」という強迫観念を抱いてしまうのです。
本人がいくら忙しがっていようと、実際にはほとんど仕事は片付いていないのだから、客観的な評価は怠け者ということになります。
本人にしてみれば、「時間がなくて仕事ができない」ということになるのでしょうが・・・・。
でもそれは、いろいろな仕事をさぼっていることへの言い訳なのです。
・・・・
猛烈に仕事をしている人は、そのためにほかのことがおろそかになっていても言い訳はしません。
大事なことは時間を無駄にしないことです。そのためにはきちんと一日のスケジュールを決めてこなしていかなければばりません。
・・・・仏陀は「怠けている人はものすごく忙しくふるまう。怠けない人、怠らない人は忙しくふるまわない」と言われています。怠けない人は冷静に淡々と、やらなければならないことをしっかりとこなしていきます。
周囲から文句を言われるからと言って、焦って走り回ることはしないのです。
・・・・
うう~ん・・・・
が痛いですねえ
決まった時間。
やるべきこと。
優先順位。
すべてきちんと見分けられなければ、
大人としては失格ですね。
ましてや「できなかったこと」の言い訳を
他人のせいや状況のせいにしてしまうことは
本当に恥ずかしいことです。
そもそも「忙しい」という漢字。
心を亡くす・・・ですからね。
深呼吸をして、自分の今すべきことをはじめましょうか。。。