中学校に入ってから
必至な思いで仲間の輪に入ろうと
女の子の会話に
神経をとぎすませていた。
学年が上がっても、
クラスに馴染んできても、
油断は出来なかった。
小学校の頃から
一番前の席に座っていた。
でも、当時は
目の悪い子が一番前を
選べるというルールがあった。
私は眼鏡をかけているため
耳が悪いとはみんな
思っていなかっただろう。
自分から言う必要もないと
思っていた。
言えなかった…
というわけでもなく、友達に
私は耳が悪いの。。。
と、言うという選択がなかった。
だから、
女の子の輪から外れないよう
他の人と同レベルについていこうと
必至だった。