チーム南三陸から、南三陸で始まった移動販売車のご紹介!
南三陸町歌津地区で、漁師と移動販売を長年に渡り営んできた、
「これぞ 漁師っ!」といった雰囲気の畠山水産のお父さんとお母さん。
現在、養殖業復興の傍ら震災前から行っていた移動販売ができる!と
喜んでいらっしゃる畠山水産さん。
(この移動販売車は、ピースウインズ・ジャパン=PWJから南三陸商工会へ提供され、
商工会さんから事業者さんへ貸与される支援事業になっております。)
以前から 漁師である旦那さんが海から捕ってきた、新鮮な‘真だこ’や‘あなご’、
‘昆布’に‘ホヤ’、‘わかめ’、‘牡蠣’と、
南三陸の海からの恵みを、移動販売車を通じ『産直』という形で販売しております。
もっぱら、売り先はおとなりの登米市農協で行われる朝市とのこと、
これまで35年にもわたり、朝市でこれら新鮮な南三陸の海の幸を
移動販売してきたそうなんです。
それでは、PWJスタッフの菅原が、
朝の5時半にその朝市の模様を突撃取材してまいりました!
朝市は毎週日曜日6時からの開始との事ですが、5時半の現在、すでにお客さんが大勢いらっしゃってます!
右が畠山水産の旦那さん、左隣が奥さん
東北の11月下旬はとっても寒いです。
ましてや朝の5時!
そんな中でも、畠山水産さんの旦那さんと奥さんが仲睦まじく、白い息を吐きながら商売に勤しんでおりました。
PWJ「おはようさんです。どんな感じだべね~?」
訳「おはようございます。どのような感じですか?」
畠山「あぁ えぇよ! おがげさんで、ほれっ!」
訳「えぇ 良いですよ!お陰様で、このように!」
畠山「この だご、昨日捕ったやづっ!」
訳「この タコ、昨日捕ったものだよ」
畠山「はやぐ ホヤも売りでんだよね~↑」
訳「早く、ホヤも売りたいと思ってるんだよね」
畠山「登米市では、‘ホヤ’が、すんごく 売れんだよ!
登米の人は、主食がほやなんでね~がな~?!(笑)」
訳「登米市では、‘ホヤ’が、すごく 売れるんですよ!
登米市の人は、主食がホヤなのかな~なんて?!(笑)
温か~い‘しわ顔’をほころばせながら、ホヤの成長も心待ちにしておりました。
移動販売だけの利用だけにとどまらず、
朝市などのイベント等での販売にも利用されている畠山水産さん。
朝市の他、夕市や近隣地域の米山・豊里・桃生地域にも、
移動販売車での販売も行っているそうです。
これからも夫婦仲良く漁業に移動販売と、
南三陸の海の幸をお届けして下さるよう期待しております。
元気でくわえタバコが大好きな 畠山水産さんにお会いしたい方は、
毎週日曜日 宮城県登米市のJA朝市へお越しくださいねっ。
早朝の撮影で若干画像が暗いですが、ご承知おきを!
あっ、畠山水産さんの移動販売車は、このような感じです