輝く夏も、
雨が降り、
急激に気温が落ちた、、
小中学生の時は、
ちょうど今頃になると、
夏休みの宿題をどうするか?
で、
悩んだもんだ。
でも毎年、
答えは同じで、
「ま、いっか。」と、
もうすぐ9月という事に、
少しのノスタルジーを感じながら、
残り少ない夏休みを満喫したっけ、。
レスリングを仕事にしだしてからは、
もう365日が夏休みみたいなものだなガハハ!
だから、
「中学生に戻りたいか?」と言われても、
ボクはノーだねッ。
確かに、
中学2年生の時は、
特に、
人生で一番めちゃくちゃな、
バカやって、
楽しかった!!
また、
夏休み終わりに宿題やらないで学校行っても、
デタラメな先生だったから、
こっそり答案用紙をくれて、
9月2日に丸写しして行った。
夏の思い出だね(≧∇≦)
今年の夏は、
『ワラビー革命記念大会』大成功から始まったと、
言っても過言では無い☆
そんな夏の締め括りに、
相応しい、
この前8月27日(水)は、
『プロレス佐野魂』@新木場1st RING.
試合は、
ボクとティグレ・バキというワラビー現最強タッグと、
宮本和志&千葉智紹とで、
セミファイナル★
ボクはね、
ワラビーTV王者になったバキが、
“どこまで出来るか?”、
見たかった。
結の論!
まだまだ、。
ハッキリ言って、
まだまだ、
人の興行でセミファイナルを任せられるレベルじゃなかった。
期待はしていたけど、
正直試合前から、
「そんな甘いもんじゃないから。」と思っていたのも確か。
バキは、
ここ数試合はマーシャルアーツが続いていて、
“プロフェッショナルレスリング”という面では、
場数も経験もあった。
ただし!
ボクが見たかったのは、
彼の「プロレス」。
一見、
同じ言葉のように聞こえるけども、
微妙に意味合いが違う。
分かりやすく言えば、
『プロフェッショナルレスリング藤原組』の試合を、
例えば、
WWE(もしくはWWF)ニューヨークMSGでやったら、
どうなるか?
そりゃ、
ウケないでしょう。
誰でも見当付くよね。
バキは、
“プロフェッショナルレスリング”は身につけている。
ただ、
それだけじゃ、
この世界やっていけないし、
喰えないでしょ?
プロフェッショナルレスリング・ワラビーにビッグスポンサー、
大資本が付けば、
話は別だけども。
ただこのご時世、この業界、
商業的関知からしても、
大半が“プロフェッショナルレスリング”ではなく“プロレス”で占拠されている。
まだ新木場クラスでだよ、
小規模な会場でも、
100人近くのお客さん全員に伝わるレスリングが出来ないと。
これから後楽園や、
もっともっと、
大きな会場で闘う機会がある可能性もあるんだし!
バキはね、
毎週のワラビー・レスリング・キャンプで、
しっかりトレーニングしている。
いや強いよ。シュートは強い。
でも、
まだ彼はガッチガチのワラビーにおける、
“プロフェッショナルレスリング”しか知らない。
それは確かに大事な事。
レスラーの根底に無くてはならないモノ。
でもほら、
藤原喜明さんを見てみなよ。
今も昔も、
どっちも出来るでしょ?
“プロレス”も“プロフェッショナルレスリング”も。
今回のタッグマッチでは、
リングでの闘い、
序盤からブロウアップ(息切れ)してるし、
コンビネーションも辿々しいし、
ソバットは戦慄に決まって良かったけど、
最後の方のバキの蹴りは、
走ってなかった、。
完全にスタミナ切れ。
ロックアップしない、
ロープには走らない、
それは構わない。
ただ、
“プロレス”に飲まれてしまって、
観客に届かない、伝わらない、
見せ場も失ってしまっていたのだけが、
ボクには印象に残ったょ。
だから、まだまだ。
勘違いしないでもらいたいのは、
ティグレ・バキの、
スタミナは十分ある。
そこはワラビー・レスリング・キャンプでみっちりやっているから。
スタミナは誰でもいつかは切れるもの。
使い方なんだよ。
練習で、
例えば1時間スパーリングしたって、
試合本番で、
ブロウアップしちゃうという事は、
やっぱり、
試合は水モノだし、
試合は試合だから。
これはね、
普段の練習がどうのこうのの問題じゃないの。
バキが、
これからいかに、
ネタを喰うか?
すなわち“プロレス”を勉強するか?
に、
尽きるんだよね。
王者でもチャレンジ精神を失う事なく、
腐らず取り組めるか?なんだよね。
やっぱりウチのバキには、
今後ワラビーを背負ってほしいし、
ボクみたいに、
月5~10試合はこなしてほしいから!
だから今回は、
勝ち負け抜きにして、
とりあえず「教訓」にして、
頑張ってもらいたい。
相手がもし、
東京愚連隊だったら、
それこそ見せ場なんて消されるよ!!!
まぁ、
それも経験だけどね。
いや、
本当はガッチガチの“プロフェッショナルレスリング”だけやらせて、
メシ食わせたいよ。
ただ、
この世界の現状は、
難しいかな大衆向けの“プロレス”なんだ。
そこをちゃんと把握しないと。
ボクだって、
ワラビーでの闘いと、
他での闘いは、
同じなようで、
変えているから。
バキには万能なプロフェッショナルレスラーになってもらいたい。
ボクは、
この業界に8年間携わってきて、
観客のニーズを、
瞬時に察知できる。
バキもそうなってほしい。
で、
ボクはボクで、
ニーズと逆の事を「あえて」やったりする。意地悪で。性格上。
わかる?
それだけ余裕があるんだ!
この前に至っては、
ボクの心は既にメヒコに飛んでしまっていたから、
ケブラドーラ・コン・ヒーロ2連発に、
決めてはリバース・ゴリー・スペシャル【画像】。
目立つつもりは無かったけど、
やっぱり、
美味しい所は頂くぜぃ。
だからバキも、
もっともっと!自分をさらけ出して、
『誰よりも目立ってやる!!』ぐらいの気持ちで、
挑んでほしかったな。
最後に、
ボクの尊敬する谷津嘉章さんのお話。
80年代、
新日本プロレスにおける“過激な仕掛人”の異名を持つ新間寿さんに、
記者が、
「なぜ谷津嘉章はデビューするにあたって、
新日本の若手通常海外武者修行ルートである、
カール・ゴッチさんに預けず、
ニューヨークのWWF(当時)ビンス・マクマホンSr.の下へ行かせたのですか?」の問いに、
新間寿「谷津はオリンピックへ出るほどのトレーニングをアマチュア時代積んできた。
ゴッチさんは“プロレス”というよりトレーニング(シュート)ばかり指導するから、
ビンスにお願いして、
「ヤツに“プロレス”を教えてあげてくれ。」と頼んでニューヨークへ行かせたんだよ。
そして谷津さんは、
MSGでプロレスデビューを飾る…
バキもシュートの実力はもう折り紙付きだから、
あとは、
“プロレス”の場数と経験が必要。
そうやってビジネスしていかなくちゃ、
いけないんだよ。
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9月14日(日)
プロフェッショナルレスリング・ワラビーPresents.
『WALLABEE SHOW DOWN』
~吹けよDの嵐~
@シミズ・クリエイティブ・スタジオ(新宿区下落合1-4-1 B1F)
17:00 START
16:30 OPEN
■ワラビー世界マーシャル・アーツ選手権試合■DTU Rule 1/無
【王者】KEITA in THE ℃(ハッスルMAN'sワラビー)
Vs.
サバイバル飛田【挑戦者】
■ワラビーTV選手権試合■ワラビー・マーシャル・アーツ公式ルール 1/15
【王者】ティグレ・バキ(プロフェッショナルレスリング・ワラビー)
Vs.
菅原伊織【挑戦者】
■フロンティア・マーシャル・アーツ・ワラビー旗揚げ戦■ワラビー・マーシャル・アーツ公式ルール 1/15
見た目が大仁田厚(フロンティア・マーシャル・アーツ・ワラビー)
Vs.
ボツワナ乳頭”(ボツワナ共和国)
★チケット★
全席自由3000円(中学生以下および60才以上無料)
▼お問い合わせ▼
プロフェッショナルレスリング・ワラビー事務局チケットセンターspark_keita@hotmail.com