先日の9月12日はイスラムの祝日のイドゥールアドゥハといい、
日本語で解釈すると“犠牲祭(ぎせいさい)”という日でした。
この日の行事は特別であり、まずそのイドゥールアドゥハとは何?
ということを、昨年のブログからわかっていただきたく思います。
<まずはコチラ↓を見てください。>
http://ameblo.jp/puyang/entry-11637661901.html
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それでボクは3年前に、この儀式の為にバンドゥンに居る奥さんの
お父さんに頼んで、ヤギ1匹を購入してもらい、その儀式をバリではなく、
バンドゥンでやってもらった事があるのですが、今回のハンドゥンに来た
理由の1つは、この儀式をはじめて見るためでもあり、今年はボクの奥さんが
ヤギより高価な牛一頭を、長女のお姉さんと親戚の計7人で購入して
行う為、朝からモスクでの打ち合わせにボクとお父さんも参加したのでした。
そして奥さんを含む、7人の儀式の為の牛はこの牛です!
準備が整うと、牛に対してお祈りが始まりました。
多分安らかに天国に逝く様に、ということだと思います。
そして画像はお見せ出来ませんが、牛は首を切られ解体させて
逝き、この日はこのように至るところで牛やヤギにおいて儀式が
行われていました。
その為、川はこのように、赤い血で染まってしまっています。
そして貧しい人たちは、こうして解体された肉を分けてもらう為に
至るところで待っているんです。
解体されたボクの奥さんと長女の分として、夕刻に約5KG分の
牛肉が届き、お父さんはそれでインドネシア料理の串焼き
SATE SAPI(サテ サピ)作りを担当し、
お母さんは、牛肉をココナッツ風味で煮込むインドネシア料理の
RENDANG(レンダン)を大きな鍋で作りました。
そしてこの日の晩は、この料理を囲んで家族みんなで食したのでした。
おしまい