ミズノクラシック最終日 | パット上達ブログ

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パットはゴルフ上達のカギ。パットの理論(世界で唯一)からパット数の減らし方、グリーン上のウンチクなど上手くなるヒントを79歳でA.S.達成した終活まっしぐらのGreenKeeperが発信します。

最終組の3人(比嘉、一ノ瀬、大山)がスコアを伸ばせない(同順でこの日のスコアは70、70、71)中、前の組のテレサ・ルーと2組前のチェラ・チョイが抜け出して首位争いを演じました。

前半で先行したチョイに対し、後半で○を量産したルーが#14(パー4)で逆転、#16(パー5)ではチョイが追いつきましたが、その後はルーが#17(パー3)、#18(パー4)と○にして2打差の勝利を手にしました。

この日、ルーは64(9○1△)、チョイは66(6○ノー△)。
最終日を果敢に攻めて結果につなげる力は日本人選手にも身につけて欲しいですね。

また、同組(出来れば最終組)での闘いであればもっとファンを沸かせてくれる場面もあったのではないかと、物足りなさを感じました。

テレサ・ルーは日本ツアーに本格参戦してから4年目にして初の勝利です。
これまで何度もチャンスにつけながら惜敗していましたので、感慨ひとしおではなかったかと思います。

今季もこれまで2位(Tを含む)3回(ヤマハL、ミヤギTV杯、ニトリL)3位T1回(富士通L)、4位T4回(日本女子OPEN、meijiカップ、フジサンケイL、TポイントL)と上位常連でした。

ルーのパット。
テークバックの前に僅かにフォワードプレスをして、円滑なテークバックに入っています。タイミングを取っているんですね。
テンポは少し速いですが、これを変えることなく安定したストロークをしています。

この試合では、#17(パー3)の右下5m以上のバーディーパットを決めて、最終ホールのバーディーへとつなげています。

これが、#16(パー5)でのパーで持ち堪えた(左ラフからの第3打を奥にこぼし、そこから下1mにつけてパー)のと並び、この試合の勝因につながったと思います。

あ、そう言えば吉田弓美子がレギュラーサイズのパターを使っていました。

最終日68(4○ノー△)と立派な成績(大山と並び5位T)でしたが、2mくらいのパットを横に30cm以上外すという場面もありました。

アンカリング規制が始まったら引退すると周囲を笑わせていました(→「サマタバ2013」)が、早く新パターに慣れて欲しいですね。

最近のアヤコさんの解説は客観的すぎて物足りなさを感じる時があります。
マルちゃんのような現場目線をもっと前面に出して頂く方がゴルフファンにとっては有難いと思いますが、如何でしょうか。

それに、この試合は日米ツアーを兼ねていますので4日間競技にして欲しいと思います。