ユニーク名刺で「つかみ」はOK、外部から制作注文も、企業イメージ向上狙う
漫画・イラスト…会話のきっかけに名刺をユニークな自己表現に使ったり、企業ブランドを効果的に伝えたりする重要な道具として活用する事例が増えている。
カヤックの事例
ユニークなウェブサービスを世に送り出すインターネット技術者集団、面白法人カヤック(神奈川県鎌倉市)。名刺一面に漫画が描かれている。しかも、一人ひとりの社員の個性をデフォルメして、デザイナーが漫画風のイラストで表現している。
この名刺を企画した意匠部クリエーターの林真由美アイデア事業担当は、「漫画風の名刺には意味がある。会社のコーポーレトアイデンティティー(CI)を落とし込んだ」と説明する。
ウェブ技術者集団として一人ひとりの社員の創造力を重視するカヤックは、少年漫画誌のような「友情・努力・勝利」を企業文化として定着させようとしている。名刺を通じて社員と価値観を共有する思いを込めた。
描かれた漫画にも、意味がある。「自分が好きなモノ、相手に伝えたいイメージを漫画で表現している」(林氏)。
漫画風の名刺の効能は抜群だ。「漫画風は明るく、親しみやすい印象を相手に与える。会話がポジティブに弾む」(演出部クリエーターの片岡巧氏)と話す。
「笑顔で商談に」
いかに相手に好印象を与え、商談を成功に結びつけるか。相手の関心を誘い、次の約束につなげるためにも第一印象は重要だ。
自動認識ラベルのサトー
バーコードラベルや読み取り機を販売するサトーの名刺には、本人をデフォルメしたイラストとQRコードが印字されたシール。ラベルメーカーである点を訴えつつ、相手の印象に残りやすいイラストを載せ、会話のきっかけにしてもらう狙いがある。西田浩一社長も自身を描いたイラストのシールを張り、率先して配り歩く。「朗らかな雰囲気で笑顔で商談に入れる。コミュニケーションもとりやすい」とイラスト効果を話す。
「名刺は企業の顔」というのが西田社長の持論だ。
キヤノンUSA
足達洋六社長の名刺のかたちは一般的な長方形ではない。片側が滑らかな流線形にカットされている。キヤノンのデジタルカメラ「イクシィ」を連想させる形状にしてあるのだ。背面はキヤノンの企業カラーである深紅の「キヤノンレッド」で覆われる。デジカメ激戦地の米国市場。トップ自らも首脳外交の現場で企業ブランドの価値向上に努める狙いだ。
(2010/12/16日経産業新聞より抜粋---)
名刺には可能性があります。
工夫次第で初対面の相手の関心をぐっと引き寄せることも可能です。
私自身も営業のときには会う方の属性に合わせて、
![3](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/271.gif)
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
名刺って、単に名前と所属を相手に知らせるだけが役割ではないんですよね。
名刺をただの「連絡先ツール」とみるか。
別視点で「コミュニケーションツール」とみるか。
名刺のメリットや使う場所を考えると、自ずと答えは出てくると思います
![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
![パー](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/106.gif)