あけましておめでとうございます。
2013年を無事に迎えることができました。
いつも支えてくださっている皆様には心から感謝をいたします。

新年を迎えた今日は、例年と同じくほんわかなお正月を過ごしています。
 家族で初詣をして、お世話になっている生産者さんのお宅へ新年のご挨拶に行きました。
それから親類の子供たちと賑やかな1日を過ごしました。

「今年も美味しいお野菜がたくさん育ちますように。それを食べたみんなが元気いっぱいになりますように。世界中が笑顔と愛でいっぱいになりますように。子供たちに農業の素晴らしさを伝えられますように。」

 さて、今日は、農家フェConayaで使っている、ここ柏市で作られている少し珍しいお野菜をご紹介いたしますね。

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あやめ雪:こちらは、珍しいというほどでもないかもしれませんね。近年は柏でもよく見かけると思います。11月から12月が旬で 肉質は柔らかく甘味が強く、真っ白な果肉に*ポリフェノールの一種であるアントシアニンが美しい赤紫の色を付けています。
*ポリフェノール=抗酸化作用
調理で加熱してもあやめ雪の色は美しいまま仕上がりますよ。

かぶは全般に、根っこの部分よりも葉っぱに栄養が豊富なので(ビタミンC、カロチン、カルシウム)葉っぱも残さず調理をして召し上がってくださいね。

♪葉っぱの部分は、小口切りにしてごま油でさっと炒める。
♪天日干しにしてからミキサーでみじん切りにして、お醤油であえてふりかけに。
♪さっと湯がいてお浸しに と青菜と同じ使い方ができますよ。
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聖護院かぶ:聖護院かぶは、1個の重さが4キロ以上になるものもあります。
*京野菜の伝統野菜の一つで「千枚漬け」でも有名です。お正月のお祝い料理などに、薄く切った聖護院かぶをさっと茹で、赤みのあるウニや明太子などを包むと美しい前菜が仕上がります。栄養素は、あやめ雪での記述と同じです。
*京野菜=金時にんじん、鹿ケ谷カボチャ、賀茂ナス、堀川ごぼうなど京都で作られている京都府指定野菜。


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ビーツ:6月~7月 11月~12月が旬。
ボルシチ料理に欠かせない材料です。煮込み料理がおすすめです。
茹でる場合は皮ごと。皮を剥いてサラダにも。
葉っぱも食べられます。切ると真っ赤な色が出ます。

ビーツに似ている形のコールラビ。こちらもまだ珍しいお野菜です。
コールラビ:アブラナ科の野菜で、形からは想像がつかないかもしれませんが、キャベツです。
11月~2月が旬のヨーロッパの野菜です。
 味はカブに似ています。食感はサクサク。皮を剥いてサラダにしたり、お漬物にしたり、炒め物にもシチューなどの煮込み料理にも使える万能選手ですヨ。
栄養は、ビタミンCがカブの4倍!ですから女性にはうれしい美肌効果も期待できますね。
冬の乾く時期にアンチエイジングにいかがですか? もちろん、葉っぱも使ってくださいね。

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ルタバガ:ちょっと言いにくいお名前ですが、こちらも美味しいお野菜です。
別名をスエーデンカブといい、その名の通りカブと同じ調理方法で召し上がれます。
味は、カブとは違って濃厚さを持ち、カボチャっぽくて、そのままでさっぱりとサラダに、マリネに。
また、コクのあるバターやホワイトソースなどとの相性も抜群です。
ポタージュスープでも美味しいですし、ピザやグラタンにもピッタリなんですよぉ。
私はポテトサラダ風にしてみたりとルタバガに関しても日々研究中です。
 日本では珍しい?と思われますが、実は明治初年に渡来したお野菜なんです。
貯蔵性に秀でていて、ヨーロッパでは冬場の重要なお野菜なんですって。

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コウサイタイ:先日も記事に書きました。アブラナ科のお野菜です。
ベニナバナという名前で出ていることもあります。
チンゲンサイや、ターツァイは有名ですが、こちらはあまり知られていないかもしれません。
でも、実は!日本で一番最初に作られた中国野菜はコウサイタイなんですよ!!
 
 ハクサイやカブの仲間ですが、味はナバナ。ナバナよりも甘味があり、えぐみのある香りもして、正に春の食材の香りです。
旬は2月~4月でこれからが美味しい時期です。茎をメインに葉っぱもお花もお召し上がりくださいね。紅色は加熱で消えて緑になってしまいますが、調理をする時にその鮮やかな色に心が癒されるものです。
調理はナバナと一緒です。お浸しに、炒め物に。
オイスターソースや、乾燥海老、鶏がらスープなどとの相性が抜群です。
加熱で多少のぬめりが出るのでご年配の方にも食べやすい食材の一つと言えるかもしれませんね。

柏のお野菜を楽しんでください。詳しい調理方法、購入先などはカフェにてお伝えしています。
カフェでのお取り置き販売や郵送もしています。
ピュアカラーアートスタジオ「愛菜講座」や、NPOアグリズムでの農家さん訪問ツアー、収穫&調理講座も是非ご参加くださいませ。

それでは、新しい年も私の愛するお野菜たち、そして、農家フェConaya、ピュアカラーアートスタジオをよろしくお願いします♪

明日は畑からお送りしま~す。
ビオadviser 野菜料理研究家 海藤純


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