BMW5シリーズ(G30)のデモカー製作
6月に納車されたG30型BMW5シリーズのデモカーですが、仕事の合間にちょこちょこと作業していて、シス
テムは遂に完成の域に入りました。
車がPHEVなので裏から10メートルケーブルで200Vをひいて来て、作業中は充電していました。
まずドアスピーカーは当初純正スピーカーをベースにベーシックパッケージを組んでいたのを・・
途中でドアスピーカーはJBLのGX302に交換しました。
その後アウターバッフルを製作して、JBLのGTO429を取り付けたのですが・・
スピーカーが耳に近く音が濃いので、あえてシリーズが下のGX402に交換して、ドアはこれで完了しました。
ツイーターはベーシック用のATX-25を使用していたのを・・
最終的にワイドスタンドを製作して、JU60を取り付けて、ここも完成の域に入りました。
リアのトランクルームの右には電装用のバッテリーが付いていて、ここからPHEVならではの豊富な電気が
取り出せると更なるシステムアップを行なって・・
アンダーボックスに大型のパワーアンプとプロセッサーを取り付けて・・
リアシートのセンターアムレストのトランクスルー部分を利用して、25センチのサブウーファーを取り付けて、
純正ナビを活かしたフルシステムに発展させました。
しかし同じPHEVでも三菱の方式とは微妙に違う所があって、このまま使用し続けるとエラーが起る可能性
があるので、せっかく取り付けたリアシステムを外す事になりました。
多くのお客様から「PHEVだったらフルシステムが付けられるのではないか?」というお問い合わせを沢山
頂いていましたが、アウトランダーはオーディオレスの設定があり、プラス外部に電源を供給するぐらいの
余裕が有り、それと車自体が統一コントロールでパッケージされている物では同じ扱いは出来ないという
事が解りました。
結論として、車両アンプをそのまま使用して、消費電流は一切増やさないというタイプのデモカーとして完成
という形にしました。
逆に同じBMWでもガソリン車の340はフロント用とサブウーファー用に小型のパワーアンプを2台装着して
も常に14Vが維持出来ていて、こちらもこれで完了という形にしました。
正直なところ最近の車は充電制御や車両のトータルのコントロールなどあって、以前の車と同じ様な扱いが
出来ないので、お金がかかってもデモカーを数多く用意して、「この車はここまで出来ます。」という標準を示さ
ないといけない時代になっていますね。
そこで次に出て来た話が、これまで一度も買うという話がなかったレヴォーグのデモカーの話が急遽出て来ま
した。
ここ1・2年で出てくるのがこの年式のレガシィの買い替え需要で、「レヴォーグにどこまでのシステムが付き
ますか?」という問い合わせ多く寄せられています。
「アウトランダーPHEVが音が良いのは解るけど、重心が高いのでレガシィからの買い替えはちょっと・・」と
いう声もあり、ここでレヴォーグのフルシステムのデモカーを作って、一つの基準に出来たらと考えています。
既存のユーザーの方からのお問い合わせで特に多いのが、「アウトランダーPHEVの音もレヴォーグの走り
も気になるけれど、フルシステムを組んでどれだけの音の差があるか聴きたい。」という内容で、現在どうし
ようか迷っている状態です。
もしレヴォーグを買ったら、最初はベーシックと防振のシステムを組んで、みんカラのミーティングに出展し
た後にフルシステム化というのが理想ですが、まずあの時期には仕事が多くて遠出できないのと、その
前にレヴォーグが買えるかどうかが問題です。