テスラ・モデルS カーオーディオの音質アップ
今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業から、テスラのモデルSです。
全長が長いのでピットに斜めに入れて、3台入る部分の2台分を使って
作業を行いました。
ビッグⅩの一番大きいサイズぐらいの画面を縦に2倍にした様な大きさで、
大きさが分かりやすくするためにCD盤を持ってイメージしやすくしました。
その大型ナビの下の部分を加工して、カロッツェリアの1DINデッキを
取り付けました。
CDとSDカードが両方入って、電話のハンズフリー機能のあるP970を取り付け
ています。
スピーカー側はドアにフル防振の施工を行なって、音質アップと静粛性アップを
図りました。
テスラのドアには小さい穴が何故かあらかじめ塞いでありました。
ドアの中にも薄いアルミのシートが貼ってありましたが、ほとんど効き目がなくて
外にスピーカーの音が漏れるという事で、防振メタルと防振マットを貼った後に、
サービスホールを塞ぐ防振を行ないました。
内張り裏には下処理を行なって、セメントコーティングの施工を行なっています。
スピーカーはインナーバッフルを製作して、JBLのP660の16・5センチミッドを
取り付けました。
リアのドアにもP660のミッドを取り付けて、フル防振の施工を行ないました。
ツイーターはダッシュの上にピュアディオブランドのATX-25を取り付けて、
6スピーカーのシステムが完成しました。
スピーカーとリスナーまでの距離を考慮して、これまでのデーターを元にピュアコン
の値を予測して入れたのですが・・
何だか音がパッとしないんですよ。
それもそのはず、ドアの材質が鉄ではなくてアルミなので響き方が全く違い、
あーでもないこーでもないとあれこれとユニットを変えて、それでも上手く音が
まとまらなかったので、フロントのユニットは16・5センチから13センチにサイ
ズを絞って、それで中音域を濃くしてマッチングを取り直しました。
最初はイコライザーで中高音を上げてバランスを取っていたのが、最後の方では
かなりフラットに近いパターンで音がまとまって来ました。
テスラは何もしなくても1日に10キロ走るぐらいの電気が減るので、宇部店から
15メートルの充電ケーブルを持って来て、ピット内で充電して自然放電した分を
継ぎ足していました。
名前がモデルS75Dとなっているのは、最大75アンペア流して充電出来るという
意味ではないかと思いますが、ピュアディオの宇部店と福岡店は15アンペアのゆ
っくりな充電が可能な設備を持っていて、電気自動車の作業を行っても満充電で
納車する事が出来ます。