Barca~日本橋でトラットリアを!
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開幕しました!!

どうも、ご無沙汰です。
ごきげんよう、くっしーです。

ゴールデンウィークもはるか昔に終わり、皆様いかがお過ごしでしょうか。

ゴールデンウィークも終わったという事はお分かりですね。
ジロ・デ・イタリア開幕です!!

いやいやいや、やっぱりグランツールはテンションあがりますね。

今年のマリアローザは誰が着るになるんでしょうか。
下馬評通りサクソのコンタドールでしょうか、
ピナレロ乗りの私としてはスカイのポートも捨てがたい。

あ、毎年こんな感じですね、ロードバイクの話です。
最高峰の3つのレースの内の最初の一つが数日前に開幕してのこの感じです。

そしてご紹介のこのワイン、


「ヴィーニファンティーニ モンテプルチアーノダブルッツォ ジロデイタリア」

実はこのワイナリーがスポンサーになっているチームが出場しているんですね。
このワイン自体は過去のレースの時の記念の物なのですが、
今年も出場しています。今年もいい成績を収め記念ワインも出してほしいものです。

毎日バールエリアのテレビモニターで放映中!!
自転車好きあつまれー!!

久々更新、おすすめワインです。

どうもくっしーです。
たいへんご無沙汰をしております。
前回が「新年一発目」だったのを見て若干愕然としました(笑)
売上と更新頻度が反比例する当ブログ。
便りがないのは良い便りと笑ってくださいませ。

はい、本日のワインのご紹介はコチラ!!


チェラウド イミル  
カラブリア州のシャルドネです。

イタリアの〝爪先”に当たる州です。
あまりワインに関してはピンとこないですね。
歴史自体は非常に古く、古代ローマのオリンピックの勝者にささげられたのが
このカラブリア州のワインだったそうです。

面白い地葡萄もあって実力のある生産者もいるのですが、
どうも「これ!!」といったワインがない印象です。
何でしょうか、商売が下手なのでしょうか?

ともあれ今回のワイナリー1990年創業で
当初よりビオロジックによるワイン造りを進めていました。

静かな夜には波音が聞こえるほど海に近く、昼に燦々と太陽を浴びた畑を夜は海風が冷まして
ブドウにとって理想的な環境を作り出しています。

『この場所は忙しい現代社会から遠くかけ離れた素晴らしい環境です。ここで時間や有機農法の規則を正しく守りながら生活する事で、葡萄は毎年安定した品質で育っていきます。

私たちのワインがリズムの崩れた生活の中で暮らす、皆様の癒しになってくれる事を願っております』

というオーナーのコメントが素晴らしいですね。

そんなワインです。

抜栓した途端にあふれだす香り、香り。

しっかりと完熟したシャルドネの果実のアロマ。
白桃やカリン、赤肉メロン、アプリコット、オレンジ
樽のバニラ、ナッツ。
バターのようなコクのある香り。

やや高めのアルコールがほのかな甘みを感じさせてしっかりと飲み応えのある味わい。

酸味もしっかり残っていて、全体をエレガントにまとめてくれます。

まさに芳醇の一言。
グラスの中でゆっくりと温度を上げながらあふれ出る香りをお楽しみください。

余韻も長く続きます。
その時ばかりは食事の手を止め、おしゃべりも止めて
その余韻の中に浸ってみてください。
出来たら目も閉じてしまった方が良いでしょう。
お連れ様に変な目で見られたところでそれがなんだというんですか
この素晴らしいワインがもたらす癒しのひと時、その瞬間を逃してはもったいない。

正直言ってあまりお安くないのですが、それでも値段以上の価値があるとオススメできます。

4,5年くらい熟成させても面白いと思いますね。
しばらくセラーの隅っこで忘れさせておこうかな。

長々とお付き合い有難うございました。
今後もなるべくサボらないように頑張ります。

新年一発目です!!

明けましておめでとうございます。
むっちり正月太りのくっしーです。 ごきげんよう。

いや~いけません、完全に太りました。
さ、頑張って自転車乗ろう!!
今年もなにとぞ宜しくお願いします。

本年一発目のご紹介は早速ちょっと変わり種から。




「チェザーリ ジュスト リゲーロ アパッシメント」

北イタリア ヴェネト州のワインです。
『ロミオとジュリエット』の舞台になったヴェローナの近くです。

アパッシメントというのがワインの製法の名前で
収穫したブドウを一度干してからワイン造りをします。
古代ローマ時代から用いられている手法のようです。

水分が抜けて、濃縮した旨味の糖度の高いの果汁が得られるので、
出来上がるワインもしっかりとしたものになります。

糖分を残して甘口にすることもあれば、すべて発酵させて辛口にすることもあります。

そしてこのワイン、珍しいのがブドウ品種なんです。

コルヴィーナとメルロを使っています。
メルロは聞いたことあるって方も多いと思います。

コルヴィーナというのはヴェネトの地葡萄です。
この地域では良く使われます。
モリナーラやロンディネッラなどという品種とセットで使われることが多いです。

今回珍しいというのはメルロの方です。
コルヴィーナをアパッシメントするのは実はとてもポピュラーなのですが、
メルロなどの国際品種をそのような伝統的な製法で、というのはあまり聞きませんね。

先ほどアパッシメントには甘口辛口どちらもあると書きましたが、このワインは辛口です。

濃縮感のある味わいながらもべったりと重くなりすぎることも無く、
とてもバランスよく仕上がっています。

果実味はとても豊かで、プルーンやブラックベリー、カシス、
またそれらを煮詰めたようなニュアンス。

カカオやコーヒーのような香ばしい樽香。
強すぎないなめらかなタンニンの渋み。

酸味も心地よく残っていて全体をまとめます。


様々な食事とも合わせやすいワインです。
伝統製法を用いた新たなチャレンジをお試しください。

ノヴェッロ届きましたよ

どうも、くっしーです。ごきげんよう。

さてさて、毎年恒例、新酒の季節です!!

ボジョレーヌーヴォーに先駆けてまずはイタリアから新酒が届きましたよ。
新酒と言えば何と言ってもヌーヴォーの知名度がダントツですが、
イタリアでもやってるんです、実は。

ドイツとかオーストリアなんかでもやってますね。
そしてフランスでもボジョレー以外でもやってるんです。実は。
それでもボルドーではやってなかったと思います、確か。



「スピネッリ ノヴェッロ ニンニ・ディ・キエーティ」

モンテプルチアーノ種100%ですね。

フレッシュでジューシーな今だけの味わいです。

「マセラシオン・カルボニック」
という手法で醸造します。
タンクの中に収穫したブドウをそのまま入れて二酸化炭素で満たすと
ブドウの細胞の中でアルコール発酵が進み
それを絞ることで渋みの素であるタンニンの抽出が抑えられ
若いうちから飲みやすいワインになる。
という神秘的な手法で造られています。

そうでもしないとその年の新酒なんて飲めたもんじゃないんですね。
どうやって発見したんでしょうか、そんなこと。

今年収穫したブドウがすでにワインになって
現地と同じ解禁日に日本に届くなんてすごいことですよね、良く考えたら。

ノヴェッロではない本チャンのワインが届くのは早くて来年、再来年。
さてさて、今年の出来はどんなもんでしょか。

お試しあれ!!

ほっこり系の味わいです。

どうも、くっしーです。
ごきげんよう、

巷と私の心と財布に木枯らしが吹きました、
いよいよ冬突入でしょうか。
私の春は何時訪れますか?

こんな日は何か温かみのあるワインが飲みたいですね。



こんなのがいいでしょう。
「フェッリーネ プリミティーヴォ ディ マンドゥーリア」

イタリア半島の“踵”プーリア州のワインです。
先日の別のワインを紹介しましたね。
その時にも触れたと思いますが、
元々大量生産安ワインの地域でした。近年になり実力派のワイナリーが出始めましたよ、
という話でした。

このフェッリーネもそんな一軒です。
マンドゥーリアという土地は海に面した土地で、
夜には海風により涼しくなるので、
ブドウの成熟もゆっくりと進み、
ただ濃いだけのワインとは違った複雑さ、エレガントさ、といった表情も楽しめます。

ブドウ品種はプリミティーヴォ100%。
そしてこの品種、
アメリカワイン好きにとってもなじみのある品種なんです。

ジンファンデルというブドウ品種ご存知ですか?
カリフォルニアで主に造られているのですが、
その原種がこのプリミティーヴォであるとされています。

ジンファンデル、個人的には正直苦手です。
ガッツリ濃厚に造ったものは一口でノックダウンされます。
以前もアルコール度数16度近いものを一口だけ頂きました。
一口でごちそう様させて頂きましたが。

……ジンファンデルはさておきです。

このプリミティーヴォ、果実味の豊かな品種です。
よく熟したチェリー、カシス、ラズベリー、ブルーベリー、
胡椒などのスパイシーなニュアンス。
樽熟成のカカオやバニラの甘い香り。
タンニンはまろやかで全体をまとめる酸味もきちんとあって、
樹齢40~90年の古木から造られるワインは、どこか優しく、温かみがあり
飲んでいてほっとするような、まさにこれからの季節にピッタリの味わいです。

ゆっくりとグラスの中で現れるいろいろな表情をお楽しみください。
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