多摩動物公園の「チーキ」です。
ゾウは皮膚の表面に深いシワが刻まれています。
チーキの場合は、それほど年を取っている訳ではないのですが、
皮膚のたるみがよく目につく個体です。
チーキが壁際に寄りかかり、観察用の小窓(上の写真、右下に並んだ穴)に身体をピッタリくっつけていた時、
間近から皮膚の様子を見ることが出来ました。
チーキの後ろ足の皮膚。 カメラとの距離は、約50cm位です。
なんだかフカフカのベッドか、ソファーのようですね。
皮膚のシワには、体表面積を増やし放熱効果を高める効果があると
いわれています。
チーキの右目に、三つの観察窓が写り込んでいます。
ゾウの視力はあまり良くないそうですが、実際はどうなんでしょうか。
小さなニンジンや、野菜のブロックを素早く見つける様子を見ると、
鼻の届く辺りまでは、よく見えているような気がするのですが…
それにしてもこの位置で見上げるゾウは本当に巨大で、少々恐ろしい感じもします…(・_・;)
晩秋のアフリカゾウ舎。12月7日撮影。
一週間後には、ほとんどの葉が落ちてしまいました。