今回の日露首脳会談は、大成功だった。北方領土問題の

解決に結びつく道筋を整える歴史的意義を持つ。

外交における成功や失敗は、当初に設定していた

目標をどの程度達成したかによって評価される。

日本政府は今回の首脳会談で形式だけでなく、

実質的に領土問題、経済協力を含む重要事項について

交渉できる環境が整えられることを目標にしていた。

この目標は十分に達成された。

 

16日に東京で行われた共同記者会見でプーチン大統領は、

「(安倍)首相の提案を実現していけば、この島は日露間の

争いの種ではなく、日本とロシアをつなぐ存在になり得る

可能性がある。(中略)首相の提案とは、島での経済活動のための

特別な組織を作り上げ、合意を締結し、協力のメカニズムを作り、

それをベースにして平和条約問題を解決する条件を作り上げていく。

われわれは、経済関係の確立にしか興味がなく、平和条約は

二次的なものと考えている人がいれば、これは違うと断言したい。

私の意見では、平和条約の締結が一番大事だ」と述べた。

 

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