スパウトというのは、英国系の窒素混合ガスを使うタイプのビールサーバーの注ぎ口に付いている筒先のことです。
以前の記事で書いたかと思いますが、ペディグリーのスパウトはシャワータイプになっていて、泡立ちの悪いリアルエールを強制的に泡立たせることが出来ます。
しかしこのシャワータイプのスパウトでは他のジョンスミスやホブゴブリンといったビールを注ぐことが出来ません。
で、今設置に来てくれたフランス人の技師がペディグリーのタワーに取り付け可能な(ギネスやキルケニーのものでは口径が合わないので)ストレートタイプのスパウトを取り寄せてくれているのですが・・・
今日、ご近所のヘーゼルバーンさんに伺ったところ、しばらくペディグリーをやる予定がないとのことで、ペディグリー用のストレートタイプのスパウトを貸してくれました。
なんでも、聞いたところによると、スパウトが違うとビールの味も変わるとの事。シャワータイプのスパウトよりストレートの方が本国に近い味になるのだとか。
確かに、フランス人の技師の人も昔はストレートタイプのスパウトしかなかったのに泡が付かないという現場の声に負けて、いつのまにかシャワータイプしか見かけなくなったみたいなことを言ってました。
まぁ、何はともあれ、ストレートのスパウトが手に入ったので今日からは早速こちらでペディグリーを提供していきます。
一応後で、飲み比べしてみます