【No.41】下肢の筋活動 | ゴルフスイングを美しくして障害を防ぐRIPS!!(リップス)のブログ

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ゴルフトレーニングに人生をかけた理学療法士資格を持つパーソナルトレーナー、中村直樹のブログです。
プロゴルファーから初心者ゴルファーまで幅広くゴルフトレーニングを指導しています。
ここではゴルフに関する最新のエビデンス(科学的根拠)を紹介します。

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ピッチングに比較し4番アイアンでより下肢筋の筋活動が高い。
Marta et al.2015

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《中村の解釈》

下肢筋というのはざっくり脚の筋肉のことです。

ピッチングウェッジより4番アイアンの方が筋肉の活動が

高かったということでした。

長いクラブの方がモーメントが大きくなる分、

より筋力が必要なのは当然のことですね。

極端にいえば、物干し竿ぐらい長い物を振れば

身体を固定する脚の力はもっと必要になるでしょう。

軸がブレないためにも下肢の筋力は相当必要です。

そしてどの筋肉をどのタイミングで働かすかも重要な要素だと思います。

これにはバランス能力が関係していて、

例えば左の方に倒れそうになると右脚が勝手に外に開きます。

左に体幹部分や頭が移動したために重心が左に寄り、

その重心を中心に維持させるために右脚が外に開くのです。

これをカウンタームーブメントといいます。

一方、実際に右脚が動かなかったとしても、

右の脇腹の筋肉や左脚の内側の筋肉が働いて倒れるのを防ぐこともできます。

筋肉は働いているのに実際の動きには表れないパターン。

これをカウンターアクティビティといいます。

スイング中、脚の筋肉は

このカウンターアクティビティを上手く使うことで軸ブレを防いでいます。

脚の筋肉は非常に重要です。

しっかり鍛えましょう(*^^)v

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