仕事が終わってから、担当者会議のために利用者さんのご自宅へ。
いつも秦野市リハ連絡会で顔合わせしている、訪問リハメンバー、デイケアの理学療法士さんとリハスタッフだけでも4名が参加し、その他、ケアマネさん、福祉用具業者さん、ご家族と10名での話し合い。
昨年の担当者会議から1年。
あの時はまだ、一人で座ることも歩くことも介助がたくさん必要な状態でした。
それから、1年が経過して、今は一人で座り、時折、バランス修正が必要でも歩けるようになってきました。
その中で、今できてきたことをどうにか生活に落とし込んでいくか?
普段から、リハスタッフ同士で顔を合わせているので、みんなで同じ方向性を向き合うことができています。
そんな中、利用者さんのご家族より、今後、復職の話が出ているとの報告を。
ご本人も、ご家族も今のリハビリ体制を崩したくない。
そんなご家族のコメントに、僕らは利用者さんが一歩踏み出すことを応援したい。
やらないことでの後悔は一生続くかもしれない。
だけど、やってみての後悔はその時だけ。
もし、ダメだったり、リハビリへの時間が少なくなることで、
状態が悪くなったとしても、ぼくらは今までと同じサービスができるように、
またサポートしていきます。
だからこそ、今、一歩踏み出してほしい。
と伝えました。
1年前、利用者さんに聞いた。
「自分はもうダメかな?」
「そんな挫折感とか、諦めたことはないですか?」
http://ameblo.jp/ptbaka/entry-11404094837.html
あれから1年。
自分の役割を見つけてほしい。
自分で、できることを増やしていってほしい。
そんな願いを共有できる、リハスタッフ。
担当者会議を終えても、利用者さんの車いすからベッドへ乗り移る、手段をみんなで吟味。
今日という日をきっかけに、また利用者さんの未来が切り開けることを信じて、
明日からも向き合っていきたいと思います。