みなさま、こんにちはブーケ2

今日は偶然になのですが、年齢ごとに、
聞こえる音が違うのだな、ということがわかる
面白い体験をいたしました。

同じコンサートに行った場合でも、10代の人が聴いている音楽と、
30代、50代の人が聴いている音楽は同じ音楽でも、
聞こえている音は同じではないのかもしれないな、と感じました耳

音の高さは周波数の大小で表されます。
CDには20Hz~20,000Hzの音が記録できますが、
20Hzが低いほうの音、20,000Hzが高いほうの音です。

人間の耳は30歳代から少しずつ感受性が変化していき、個人差はありますが、
年を経るごとに高音域の感度が衰えていきます。



まず聞こえなくなるのが10,000Hzより高い音。
この領域の音(モスキート音とも言われます)は30代あたりを境に、
若い人には聞こえるけれど若くない人には聞こえなくなるのです。
また、近くに立っていた小さな子どもにはよく聞こえていた音の中には、
私には聞こえない音もありました(´・ω・`)

音が聞こえるのは、脳の働きのお陰でもあり、
内耳で音の振動のエネルギーを神経の興奮という電気的エネルギーに変換され、
脳幹では音の周波数の解析が行われ、大脳皮質で言葉や音楽として
理解されるという一連の流れをしています。

ちなみに、耳の奥にある蝸牛という器官の中にある有毛細胞が、
音(振動)で揺れることにより、音の高さを区別します。
耳の外側(耳の入り口側)に近い方が高い音、
耳の奥の方が低い音を聞き分けます。

年齢を重ねるにつれ、その有毛細胞は、
外側から徐々に壊れていってしまうため、高音が聞こえなくなってしまうようです。

※若い方でも、ヘッドフォン等で大きな音を聴き続けるのも
有毛細胞にはよくないそうです。耳は大切にしたいですね。